ニュース 2015.06.22. 12:30

7失点KOの田中将大に現地の評価は真っ二つ 地元紙は「先発投手の獲得を…」

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自己ワーストの3本塁打を浴び、5回7失点で3敗目を喫したヤンキースの田中将大 [Getty Images]
 現地時間6月21日(日本時間22日)、今シーズン8試合目の先発マウンドに登ったヤンキースの田中将大。強力タイガース打線に初回から捕まると、自己ワーストの被弾3を記録し、5回7失点と炎上。3敗目(4勝)を喫した。

 完全復活ヘの期待が高まっていた中、この日は5回を投げて被安打10、与四球が2つで7失点(自責は5)。試合後、自身のTwitterで「初回が全てだった。立て直す力がなかった」と振り返った田中であったが、果たして現地の評価はどうだったのか。

 厳しい見方を示したのが、地元紙『ニューヨーク・ポスト』。今回の登板だけに限らず、今シーズンの田中を振り返り、「狙ったところに完璧に投げられないときは、大きなトラブルが待っている」と分析する。

 さらに、今回の惨敗を受けて「田中がチームのキーマンとなるという夢は見続けない方がいいだろう」との見解を示し、「地区の優勝争いに食らいついていきたければ、ヤンキースは先発投手の獲得に動くべきだ」と提言した。

 一方、『ウォール・ストリート・ジャーナル』では、「球が高めに浮き始めてすぐにトラブルが始まった」と乱調の要因を指摘。また、「グレゴリアスの失策に足を引っ張られ、ダメージは広がった」と初回の4失点に繋がった味方のエラーもポイントとして挙げた。

 そんな中、田中を擁護するような見方もある。『ESPN.com』の記事では、「たった一度の出来が悪い試合」という紹介がなされ、「タイガースほど強固な打線を持つチームと対戦する機会が今後ほぼないことは、田中を心配する必要のない大きな理由の一つだ」と肯定的な姿勢。最後は「どんな素晴らしい投手にもたまにはこういう日もある」と締めくくった。

 三者三様の見方があった田中将大のマウンド。失った評価を取り戻すには、結果を出すしかない。田中の次回登板に注目だ。

田中将大・投球詳細

現地時間6月21日 vs.タイガース
5回 90球
被安打:10
与四球:2
奪三振:6
失点:7
自責:5
[今季成績] 8試 4勝3敗 防3.17

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