ロッテが7連勝で西武を抜き去り3位に浮上した。3位・ロッテと最下位・オリックスまでのゲーム差が6。クライマックス・シリーズ進出がほぼ絶望かと思われたオリックスにも、3位の可能性がでてきた。
6月終了時点では、首位ソフトバンクから3位西武までのゲーム差が5.5。下位のロッテ、楽天、オリックスの3チームは優勝争いどころか、CS争いも厳しいのではと思われていた。前半戦が終了した時点でも、3位西武と4位ロッテのゲーム差は6。
この時点ではおそらく7月終了した段階で、ロッテが3位に浮上するとは思わなかっただろう。7月20日から後半戦がスタートすると、状況が変わる。3位だった西武は、投打が噛み合わず勝ち星を伸ばすことができず10連敗。勝ちパターンの増田達至、高橋朋己が精彩を欠き、春先好調だった打線も当たりが止まり始めている。
ロッテはというと、後半戦、最初のカードとなったソフトバンクとの2連戦で連敗したが、24日の楽天戦から7連勝中。西武とは対照的に調子を上げてきている。特に後半戦に入ってから投手陣の状態が良い。チーム防御率は4.04とリーグワーストだが、後半戦だけで見ると、チーム防御率はリーグ2位の1.94。救援防御率はリーグトップの0.46と安定している。今江敏晃が前半戦終盤で骨折し、後半戦はどうなるかと心配されたが、それを忘れるくらいの強さを見せる。
最下位のオリックスも、上位が躓いている間にゲーム差を詰めてきた。5位の楽天に1ゲーム差に迫っている。オリックスといえば、オフに大型補強に成功。開幕前には優勝候補に挙げられていた。しかし、シーズン序盤から躓き、6月に森脇浩司監督の休養を発表。浮上のきっかけを掴めずにいたが、7月はリーグ2位の11勝7敗1分と今季初の月間勝ち越し。
守護神の平野佳寿、ルーキーの西野真弘が故障で離脱しているが、春先に比べるとチームの状態は確実に上がっている。3位ロッテと6ゲーム差。まだまだ、離されているが、厳しいゲーム差ではない。
西武が負け込んでいる間に、下位チームが少しずつゲーム差を縮め、気が付けば3位争いが激しくなってきた。今後も目が離せない戦いが続きそうだ。
2位 日本ハム 5.0
3位 西武 5.5
4位 ロッテ 9.5
5位 楽天 11.0
6位 オリックス 17.5
2位 日本ハム 7.5
3位 ロッテ 14.0
4位 西武 15.0
5位 楽天 19.0
6位 オリックス 20.0
6月終了時点では、首位ソフトバンクから3位西武までのゲーム差が5.5。下位のロッテ、楽天、オリックスの3チームは優勝争いどころか、CS争いも厳しいのではと思われていた。前半戦が終了した時点でも、3位西武と4位ロッテのゲーム差は6。
この時点ではおそらく7月終了した段階で、ロッテが3位に浮上するとは思わなかっただろう。7月20日から後半戦がスタートすると、状況が変わる。3位だった西武は、投打が噛み合わず勝ち星を伸ばすことができず10連敗。勝ちパターンの増田達至、高橋朋己が精彩を欠き、春先好調だった打線も当たりが止まり始めている。
ロッテはというと、後半戦、最初のカードとなったソフトバンクとの2連戦で連敗したが、24日の楽天戦から7連勝中。西武とは対照的に調子を上げてきている。特に後半戦に入ってから投手陣の状態が良い。チーム防御率は4.04とリーグワーストだが、後半戦だけで見ると、チーム防御率はリーグ2位の1.94。救援防御率はリーグトップの0.46と安定している。今江敏晃が前半戦終盤で骨折し、後半戦はどうなるかと心配されたが、それを忘れるくらいの強さを見せる。
最下位のオリックスも、上位が躓いている間にゲーム差を詰めてきた。5位の楽天に1ゲーム差に迫っている。オリックスといえば、オフに大型補強に成功。開幕前には優勝候補に挙げられていた。しかし、シーズン序盤から躓き、6月に森脇浩司監督の休養を発表。浮上のきっかけを掴めずにいたが、7月はリーグ2位の11勝7敗1分と今季初の月間勝ち越し。
守護神の平野佳寿、ルーキーの西野真弘が故障で離脱しているが、春先に比べるとチームの状態は確実に上がっている。3位ロッテと6ゲーム差。まだまだ、離されているが、厳しいゲーム差ではない。
西武が負け込んでいる間に、下位チームが少しずつゲーム差を縮め、気が付けば3位争いが激しくなってきた。今後も目が離せない戦いが続きそうだ。
6月終了時点のパ・リーグ順位表とゲーム差
1位 ソフトバンク -2位 日本ハム 5.0
3位 西武 5.5
4位 ロッテ 9.5
5位 楽天 11.0
6位 オリックス 17.5
7月終了時点のパ・リーグ順位表とゲーム差
1位 ソフトバンク -2位 日本ハム 7.5
3位 ロッテ 14.0
4位 西武 15.0
5位 楽天 19.0
6位 オリックス 20.0