まもなく8月に突入。8月6日から全国高校野球選手権大会が始まり、プロ野球はタイトル、優勝、CS争いが激化する。そこで、8月の注目ポイントを紹介していきたい。
首位・阪神から5位DeNAまで、5ゲーム差の大混戦。阪神が30日に単独首位に浮上したが、前半戦終了時点では、現在5位のDeNAが首位に立っていた。連勝、連敗で大きく順位に変動がある今季のセ・リーグ。
8月は阪神の本拠地・甲子園で、高校野球の全国大会が行われることもあり、8月4日の広島戦から約3週間、甲子園で試合することができない。甲子園で再び、試合を行うのが8月28日のヤクルトとの3連戦。阪神は“死のロード”を“Vロード”に変えることができるだろうか。
30日終了時点で、リーグ最多の11勝、防御率1.79を記録するなど、3年目にして手がつけられないほどの投手に成長した大谷翔平(日本ハム)。
その大谷だが、不安要素がないわけではない。昨季7月終了時点で9勝1敗、防御率2.14の成績を残していたが、8月はわずか1勝。大谷は、7月16日の西武戦から8月26日のソフトバンク戦にかけて1カ月以上勝ち星から見放された。
大谷の出来が、首位・ソフトバンクを追いかけるためにもカギを握っているだけに、8月も勝利を積み重ねることができるだろうか。
現在、二軍調整中の山本昌(中日)は、8月11日で50歳を迎える。
山本昌が一軍で登板すれば、自身が持つNPB最年長記録を更新。勝利投手になれば、ジェイミー・モイヤーの持つ49歳5カ月を抜き、世界最年長勝利となる。
最年長記録更新の期待が高まる山本昌は、開幕前に右膝を故障し二軍調整が続く。ただ、30日のオリックスとの二軍戦で、今季最長の6回を1失点に抑え勝利投手となった。チーム先発駒不足を考えると、8月中の一軍昇格も十分考えられそうだ。
阿部慎之助(巨人)、糸井嘉男(オリックス)、メヒア(西武)など、今季主力選手たちの打撃不振が目立つ。暑い8月に調子を上げるかも注目のひとつ。
昨季、パ・リーグ首位打者に輝いた糸井は、30日の日本ハム戦で2本のアーチを描く活躍を見せたが、ここまで打率.232と低迷。6年連続打率3割を記録していることを考えれば、本来の成績とはほど遠い内容。
7月も月間打率.226と苦しんでいるが、8月はこれまでの鬱憤を晴らすような爆発に期待したい。
・25セーブを挙げるルーキー・山崎康晃(DeNA)は、シーズンプロ野球記録の与田剛が持つ31セーブに肩を並べるか。
・中村剛也(西武)が11年以来、自身4度目の100打点をマークできるか。
セ・リーグの混戦はどうなる?
首位・阪神から5位DeNAまで、5ゲーム差の大混戦。阪神が30日に単独首位に浮上したが、前半戦終了時点では、現在5位のDeNAが首位に立っていた。連勝、連敗で大きく順位に変動がある今季のセ・リーグ。
8月は阪神の本拠地・甲子園で、高校野球の全国大会が行われることもあり、8月4日の広島戦から約3週間、甲子園で試合することができない。甲子園で再び、試合を行うのが8月28日のヤクルトとの3連戦。阪神は“死のロード”を“Vロード”に変えることができるだろうか。
大谷翔平は8月に勝てる?
30日終了時点で、リーグ最多の11勝、防御率1.79を記録するなど、3年目にして手がつけられないほどの投手に成長した大谷翔平(日本ハム)。
その大谷だが、不安要素がないわけではない。昨季7月終了時点で9勝1敗、防御率2.14の成績を残していたが、8月はわずか1勝。大谷は、7月16日の西武戦から8月26日のソフトバンク戦にかけて1カ月以上勝ち星から見放された。
大谷の出来が、首位・ソフトバンクを追いかけるためにもカギを握っているだけに、8月も勝利を積み重ねることができるだろうか。
山本昌、最年長勝利なるか?
現在、二軍調整中の山本昌(中日)は、8月11日で50歳を迎える。
山本昌が一軍で登板すれば、自身が持つNPB最年長記録を更新。勝利投手になれば、ジェイミー・モイヤーの持つ49歳5カ月を抜き、世界最年長勝利となる。
最年長記録更新の期待が高まる山本昌は、開幕前に右膝を故障し二軍調整が続く。ただ、30日のオリックスとの二軍戦で、今季最長の6回を1失点に抑え勝利投手となった。チーム先発駒不足を考えると、8月中の一軍昇格も十分考えられそうだ。
不調が続く主力は調子があがる?
阿部慎之助(巨人)、糸井嘉男(オリックス)、メヒア(西武)など、今季主力選手たちの打撃不振が目立つ。暑い8月に調子を上げるかも注目のひとつ。
昨季、パ・リーグ首位打者に輝いた糸井は、30日の日本ハム戦で2本のアーチを描く活躍を見せたが、ここまで打率.232と低迷。6年連続打率3割を記録していることを考えれば、本来の成績とはほど遠い内容。
7月も月間打率.226と苦しんでいるが、8月はこれまでの鬱憤を晴らすような爆発に期待したい。
その他注目ポイント
・今季28打席ヒットなしのセペダ(巨人)が今季初安打を記録できるか。・25セーブを挙げるルーキー・山崎康晃(DeNA)は、シーズンプロ野球記録の与田剛が持つ31セーブに肩を並べるか。
・中村剛也(西武)が11年以来、自身4度目の100打点をマークできるか。