● マーリンズ 3 － 8 パドレス ○
＜現地時間7月31日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローが現地時間31日（日本時間8月1日）、本拠地でのパドレス戦に「2番・右翼」で先発出場したが、5打数無安打に終わった。チームは土壇場9回に試合を振り出しに戻したが、延長11回に一挙5点を失った。

　イチローは初回、無死一塁で打席に入り、1番ゴードンの二盗で先制のチャンスを迎えるも、追い込まれたあとの外角球に手が出ず見逃し三振。しかし、続く3番イエリッチが2ランを放ち、マーリンズは初回に2点を先制した。

　イチローは3回、先頭打者として打席に入るもサードゴロ。2－3の5回は二死二塁のチャンスだったが、ここでも空振り三振に倒れた。1点を追う8回の第4打席は、一死走者なしの状況でセンターフライ。3－8で迎えた延長11回の打席もセカンドゴロに倒れ、この日は5打数無安打で、打率は.241となった。

　イチローは29日のナショナルズ戦で4打数2安打1打点と活躍し、メジャー3000本安打まであと「99」としたが、その後の2戦は再び無安打。7月はスタントンの故障、オズーナのマイナー降格もあり18試合にスタメン出場したが、上旬にはキャリアワーストとなる34打席連続無安打。下旬にも18打席連続無安打と不振に陥り、月間（現地時間）打率は77打数15安打で.195に終わった。

　チームはトレード期限だったこの日までに、先発で7勝を挙げていたハレン、正一塁手だったモースらをトレードで放出。見返りはいずれも来季を見据えたマイナー選手ということもあり、イチローの今後にも影響を与えそうだ。