○ マーリンズ 4 － 1 ナショナルズ ●
＜現地時間7月29日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間28日（日本時間29日）、本拠地でのナショナルズ戦に「7番・右翼」で先発出場し、5回に19打席ぶりのヒットを放った。チームもナ・リーグ東地区首位のナショナルズ相手に勝利。連敗を3で止めた。

　ナショナルズの先発は、13年の最多勝右腕・Jジマーマン。イチローは好投手相手に、0－1で迎えた2回の第1打席はセンターフライに倒れたが、5回一死一塁で迎えた第2打席では、初球の直球をセンター右寄りへ弾き返し、5試合ぶりのヒットをマークした。

　マーリンズはイチローのヒットで一、三塁とチャンスを拡大すると、8番ヘチャバリアが犠牲フライを打ち上げ1－1の同点に追いついた。

　3－1と勝ち越した直後の7回は、二死二、三塁の好機で打席へ。しかし、この場面は一塁が空いているということもあり、敬遠で一塁へ歩いた。4－1で迎えた8回は、先頭打者として打席に入るもピッチャーゴロ。この日は3打数1安打1四球の働きで、打率は.244となった。

　マーリンズは、左手親指の脱臼で離脱していた正二塁手のゴードンが、この試合から戦列に復帰。不動のリードオフマンは、決勝点に繋がる三塁打を放つなど2安打をマークし、チームの連敗ストップに貢献した。