○ マーリンズ 2 － 0 ナショナルズ ●
＜現地時間9月12日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間12日（日本時間13日）、本拠地でのナショナルズ戦に「7番・右翼」で先発出場。18打席ぶりのヒットを放ったあと一気に3安打をマークし、今季3度目の猛打賞でメジャー通算2930安打とした。

　イチローは0－0で迎えた3回、先頭打者としてライト前ヒットを放った。後続が倒れ先制ホームを踏むことはできなかったが、2日のブレーブス戦以来、実に18打席（1四球、1犠打含む）ぶりの快音を残した。

　トンネルを抜けたイチローは、二死一、二塁で迎えた4回の第2打席もピッチャー強襲の内野安打をマーク。さらに、2点リードで迎えた6回の第3打席でもレフト前ヒットを放ち、4安打をマークした8月18日のブリュワーズ戦以来、今季3度目の猛打賞を達成した。

　8回の第4打席はショートゴロに倒れたが、この日は4打数3安打で打率は.246。チーム全体でも12安打を放ち、ナショナルズ先発・ロークを5回途中でKOした。

　マーリンズは投手陣も奮投し、完封リレーで4連勝。トミー・ジョン手術から7月に復帰した若き右腕・フェルナンデスが5回無失点と好投し、復帰後負けなしの5勝目を手にした。