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金本監督、ラミレス監督が誕生 急増する外野手出身の指揮官

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現役時代は強打の外野手として、阪神の2度のリーグ優勝に貢献した金本知憲監督[Getty Images]
 阪神とDeNAは19日、金本知憲監督、アレックス・ラミレス監督の就任を、それぞれ正式に発表した。

 金本監督は選手として、1992年にドラフト4位で広島に入団。強打の外野手として中心選手に成長すると、2003年にフリーエージェント権を行使し阪神へ移籍。新天地でもリーダーシップを発揮し、同年、05年のリーグ優勝に貢献。1492試合連続フルイニング出場のプロ野球記録も打ち立てた。

 ラミレス監督も強打の外野手として、01年にヤクルトで日本でのキャリアをスタートさせた。08年からは巨人、12年からはDeNAと渡り歩き、首位打者1回、本塁打王2回、打点王は4回も獲得。流行のギャグを盛り込んだパフォーマンスでも人気を集め、13年には外国人打者として初の2000本安打を達成した。

 両監督ともNPBでの監督は初挑戦となる。ともに熱狂的なファンを抱える人気球団ゆえ、1年目から相当なプレッシャーがかかるのは間違いない。金本監督は就任会見で「不安と希望がかなり入り交じっています」と率直な心境を口にしたが、「今はやってやろうという強い気持ちがあります」と力を込めた。

 これで来季のセ・リーグは、ヤクルトの真中満監督、広島の緒方孝市監督とともに外野手出身の監督が一気に4人になった(巨人は未定)。日本ハムの栗山英樹監督を含めると両リーグで5人。かつては「外野手監督は大成しない」との偏見もあったが、その風潮も今では昔話だ。

 成績面を見ても、今季は就任1年目の真中監督がさっそくリーグ制覇と日本シリーズ進出を果たした。直近5年を遡っても、11年、14年の秋山幸二監督(当時ソフトバンク)、12年の栗山監督はリーグ制覇からの日本シリーズ進出を達成。10年の西村徳文監督(当時ロッテ)はシーズン3位からの日本一を成し遂げた。

 現代野球のトレンドとも言える外野手出身の指揮官――。金本監督、ラミレス監督の挑戦に期待したい。
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