昨季限りで球界最年長だった山本昌を始め、和田一浩、小笠原道大、斎藤隆など多くのベテランがユニフォームを脱いだ。ベテラン選手が少なくなった中で、39歳の福原忍(阪神)は2年連続最優秀中継ぎのタイトルを獲得。同部門の最年長記録を更新した。
各タイトルの最年長記録を見てみると野手では、ミヤーン(大洋)、クロマティ(巨人)、リック(楽天)が記録した36歳が最年長首位打者。本塁打王は門田博光(南海)の40歳、打点王は門田、タフィ・ローズ(オリックス)の40歳となっている。盗塁王は福本豊(阪急)、大石大二郎(近鉄)の35歳で、俊足自慢の若手が多くタイトルを獲得していることが関係しているのか、首位打者、本塁打王、打点王に比べると若くなっている。
現役選手で最年長タイトル更新に期待が持てそうなのは、首位打者か。40代以上の現役選手で長打力を持つ選手が少なく本塁打王、打点王は少し難しそうだ。盗塁王も鈴木尚広(巨人)が若手に負けないぐらいの脚力だが、代走での出場が多く現実的ではない。そうなると、レギュラーで出場している選手で、一番可能性が高いのは首位打者。今年の10月で41歳を迎える松井稼頭央(楽天)、福留孝介(阪神)、阿部慎之助(巨人)などが候補となりそうだ。この3人の中で、福留が昨季一番高い打率を記録した。今季、打者部門の最年長記録を更新する選手がでるか注目だ。
投手部門の最年長部門はというと、最優秀防御率は42歳の大野豊(広島)だが、最多勝は下柳剛(阪神)の37歳、最優秀中継ぎは福原の39歳、最多セーブは岩瀬仁紀(中日)の38歳と30代後半。野手に比べると、記録を更新する可能性は高そうだ。特に福原は今季も最優秀中継ぎのタイトルとなれば、自身が持つ記録を更新となる。
また、今季中に日米通算200勝達成が期待される黒田博樹(広島)、現役最年長となる三浦大輔(DeNA)、2年連続二ケタ勝利中のスタンリッジ(ロッテ)などは先発ローテーションを守ることができれば、最年長最多勝も夢ではない。
昨季までは山本昌の最年長記録更新が注目されたが、今季は個人タイトルの最年長部門更新に注目してみるのも面白いかもしれない。
【個人タイトルの最年長記録】
<野手>
【首位打者】
ミヤーン(大洋)
年齢:36歳
年度:1979年
クロマティ(巨人)
年齢:36歳
年度:1989年
リック(楽天)
年齢:36歳
年度:2008年
【最年長本塁打王】
門田博光(南海)
年齢:40歳
年度:1988年
【最年長打点王】
門田博光(南海)
年齢:40歳
年度:1989年
タフィ・ローズ(オリックス)
年齢:40歳
年度:2008年
【最年長盗塁王】
福本豊(阪急)
年齢:35歳
年度:1982年
大石大二郎(近鉄)
年齢:35歳
年度:1993年
<投手>
【最年長最優秀防御率】
大野豊(広島)
年齢:42歳
年度:1997年
【最年長最多勝】
下柳剛(阪神)
年齢:37歳
年度:2005年
【最年長最優秀中継ぎ】
福原忍(阪神)
年齢:39歳
年度:2015年
【最年長セーブ王】
岩瀬仁紀(中日)
年齢:38歳
年度:2012年
各タイトルの最年長記録を見てみると野手では、ミヤーン(大洋)、クロマティ(巨人)、リック(楽天)が記録した36歳が最年長首位打者。本塁打王は門田博光(南海)の40歳、打点王は門田、タフィ・ローズ(オリックス)の40歳となっている。盗塁王は福本豊(阪急)、大石大二郎(近鉄)の35歳で、俊足自慢の若手が多くタイトルを獲得していることが関係しているのか、首位打者、本塁打王、打点王に比べると若くなっている。
現役選手で最年長タイトル更新に期待が持てそうなのは、首位打者か。40代以上の現役選手で長打力を持つ選手が少なく本塁打王、打点王は少し難しそうだ。盗塁王も鈴木尚広(巨人)が若手に負けないぐらいの脚力だが、代走での出場が多く現実的ではない。そうなると、レギュラーで出場している選手で、一番可能性が高いのは首位打者。今年の10月で41歳を迎える松井稼頭央(楽天)、福留孝介(阪神)、阿部慎之助(巨人)などが候補となりそうだ。この3人の中で、福留が昨季一番高い打率を記録した。今季、打者部門の最年長記録を更新する選手がでるか注目だ。
投手部門の最年長部門はというと、最優秀防御率は42歳の大野豊(広島)だが、最多勝は下柳剛(阪神)の37歳、最優秀中継ぎは福原の39歳、最多セーブは岩瀬仁紀(中日)の38歳と30代後半。野手に比べると、記録を更新する可能性は高そうだ。特に福原は今季も最優秀中継ぎのタイトルとなれば、自身が持つ記録を更新となる。
また、今季中に日米通算200勝達成が期待される黒田博樹(広島)、現役最年長となる三浦大輔(DeNA)、2年連続二ケタ勝利中のスタンリッジ(ロッテ)などは先発ローテーションを守ることができれば、最年長最多勝も夢ではない。
昨季までは山本昌の最年長記録更新が注目されたが、今季は個人タイトルの最年長部門更新に注目してみるのも面白いかもしれない。
【個人タイトルの最年長記録】
<野手>
【首位打者】
ミヤーン(大洋)
年齢:36歳
年度:1979年
クロマティ(巨人)
年齢:36歳
年度:1989年
リック(楽天)
年齢:36歳
年度:2008年
【最年長本塁打王】
門田博光(南海)
年齢:40歳
年度:1988年
【最年長打点王】
門田博光(南海)
年齢:40歳
年度:1989年
タフィ・ローズ(オリックス)
年齢:40歳
年度:2008年
【最年長盗塁王】
福本豊(阪急)
年齢:35歳
年度:1982年
大石大二郎(近鉄)
年齢:35歳
年度:1993年
<投手>
【最年長最優秀防御率】
大野豊(広島)
年齢:42歳
年度:1997年
【最年長最多勝】
下柳剛(阪神)
年齢:37歳
年度:2005年
【最年長最優秀中継ぎ】
福原忍(阪神)
年齢:39歳
年度:2015年
【最年長セーブ王】
岩瀬仁紀(中日)
年齢:38歳
年度:2012年