● レッドソックス 7 － 8 ヤンキース ○
＜現地時間8月3日　フェンウェイ・パーク＞

　レッドソックスは現地時間3日、本拠地でヤンキースと対戦し、田沢純一投手と上原浩治投手がそろってリリーフ登板。ともに三者凡退に抑えたものの、チームは逆転できず、2連敗を喫した。

　今季50試合目の登板となった田沢は、7－8と1点リードを許す7回に3番手としてマウンドに上がった。先頭の5番ベルトランを遊ゴロを打ち取ると、6番マキャンに対しては力強いフォーシームで三邪飛に。さらに7番ヘドリーからは、キレのあるフォーシームで空振り三振を奪取。4回から6回まで毎回得点していたヤンキース打線を三者凡退に仕留めた。

　1点ビハインドのまま迎えた9回、5番手で上原がマウンドへ。先頭の2番ジーターには、スプリットで詰まらせたものの、内野安打を許してしまう。だが、3番エルズベリーを二ゴロに仕留め、注文通りのダブルプレー。最後は4番テイシェイラを左飛に打ち取り、無失点に抑えた。

　チームは結局、6回に1番ガードナーに浴びたソロ本塁打による勝ち越し点をひっくり返せず、逆転負け。9回に上原を登板させるなど、粘り強さを見せたが、接戦をモノにできなかった。

　ヤンキースのイチロー選手は8回から、7月のトレードで新加入したプラードに代わって右翼の守備に就いたものの、打席は回ってこなかった。