春夏あわせて甲子園7度の優勝を誇る名門・PL学園。現在野球部部員の受け入れを停止し、現在部員は11人。日本プロ野球界を見ても、かつてはチームの顔と呼ばれる選手の多くが同校出身だったが、広島のエース・前田健太が大リーグ・ドジャースへ移籍。前田より下の世代に緒方凌介(阪神)、吉川大幾(巨人)がいるが、レギュラーに定着できていない。
若い世代が伸び悩んでいる中、日本プロ野球界では松井稼頭央(楽天)、福留孝介(阪神)の2人がPL最後の砦となりそうだ。松井は93年ドラフト3位で西武に入団。高校時代は投手を務めていたが、プロ入り後は内野手に転向。スイッチヒッターにも挑戦し、7年連続打率3割をクリア。04年から10年までメジャーでプレーした。11年に楽天へ移籍してからは、13年に球団初の日本一に大きく貢献。14年途中からは外野への転向を志願し、15年からは外野手登録に変更となっている。
今キャンプは、ロッテからFA移籍し同じチームでプレーすることになったPLの後輩・今江敏晃が、故障で離脱する中、元気にプレーを続ける。年齢を感じさせない動きを披露する松井に、ドラフト1位で入団したオコエ瑠偉も憧れるほど。第一線で活躍する選手が少なくなった中、今季もチームのレギュラーとして活躍が期待される。
福留は、中日時代の輝きを取り戻した印象だ。08年から活躍の舞台をアメリカに移していたが、13年に日本球界に復帰。阪神では1年目の13年が打率.198、14年が.253と期待に応えられず。悔しい思いを続いていたが、移籍3年目の昨季は打率.281、20本塁打、76打点と打撃三部門でチームトップの成績を残した。今季から就任した金本知憲監督は、福留をレギュラー選手として名前を挙げるなど信頼は厚い。
大阪桐蔭、横浜出身の選手たちの活躍が目立つ中、松井、福留といったPL勢の巻き返しに期待がかかる。
【今季NPBでプレーするPL学園出身選手】
松井稼頭央(楽天)
サブロー(ロッテ)
福留孝介(阪神)
田中雅彦(ヤクルト)
今江敏晃(楽天)
小窪哲也(広島)
緒方凌介(阪神)
吉川大幾(巨人)
若い世代が伸び悩んでいる中、日本プロ野球界では松井稼頭央(楽天)、福留孝介(阪神)の2人がPL最後の砦となりそうだ。松井は93年ドラフト3位で西武に入団。高校時代は投手を務めていたが、プロ入り後は内野手に転向。スイッチヒッターにも挑戦し、7年連続打率3割をクリア。04年から10年までメジャーでプレーした。11年に楽天へ移籍してからは、13年に球団初の日本一に大きく貢献。14年途中からは外野への転向を志願し、15年からは外野手登録に変更となっている。
今キャンプは、ロッテからFA移籍し同じチームでプレーすることになったPLの後輩・今江敏晃が、故障で離脱する中、元気にプレーを続ける。年齢を感じさせない動きを披露する松井に、ドラフト1位で入団したオコエ瑠偉も憧れるほど。第一線で活躍する選手が少なくなった中、今季もチームのレギュラーとして活躍が期待される。
福留は、中日時代の輝きを取り戻した印象だ。08年から活躍の舞台をアメリカに移していたが、13年に日本球界に復帰。阪神では1年目の13年が打率.198、14年が.253と期待に応えられず。悔しい思いを続いていたが、移籍3年目の昨季は打率.281、20本塁打、76打点と打撃三部門でチームトップの成績を残した。今季から就任した金本知憲監督は、福留をレギュラー選手として名前を挙げるなど信頼は厚い。
大阪桐蔭、横浜出身の選手たちの活躍が目立つ中、松井、福留といったPL勢の巻き返しに期待がかかる。
【今季NPBでプレーするPL学園出身選手】
松井稼頭央(楽天)
サブロー(ロッテ)
福留孝介(阪神)
田中雅彦(ヤクルト)
今江敏晃(楽天)
小窪哲也(広島)
緒方凌介(阪神)
吉川大幾(巨人)