昨季途中からサイドスローに転向したプロ7年目の左腕・小川龍也(中日)。“左キラー”として評価が急上昇している。
27日のDeNAとの練習試合では、6回一死の場面で登板。同学年で日本代表でも4番を任される左の筒香嘉智と対戦し、スライダーで三飛に仕留めると、続く新外国人のロマックを三振に斬って取った。
24日に行われた巨人との練習試合では、“左のワンポイント”として6回二死二塁でマウンドに上がり、左の亀井善行を中飛に打ち取りアピール。ここまで実戦5試合に登板して、いずれも無失点に抑えており、首脳陣の評価はうなぎ上りだ。
中日のリリーフ事情を見ても、右は田島慎二、浅尾拓也、福谷浩司、又吉克樹、祖父江大輔などがいるが、左は小川と同学年の岡田俊哉と復活を目指す岩瀬仁紀のみ。そこに左のワンポイントとして小川が加われば、投手起用のバリエーションが増える。
小川が目指すべきは、黄金時代の中日で“左”キラーとして君臨した小林正人や、昨年ヤクルトの14年ぶりにリーグ優勝に貢献した久古健太郎といった“左”のスペシャリストだろう。
小林正は現役時代の11年に58試合に登板したが、そのほとんどが左のワンポイントだった。絶対に抑えなければいけないというプレッシャーがある中、内容も素晴らしくこの年、左打者に対して、76打数7被安打、被打率.092とほとんど打たれなかった。特に阿部慎之助(巨人)には6打数0安打4三振と全く仕事をさせず。地味ながらも貴重な働きを見せた。
チームとしても、小林正のような“左のスペシャリスト”としての活躍を期待する。セ・リーグの各球団には筒香を始め、川端慎吾(ヤクルト)、鳥谷敬(阪神)、阿部慎之助(巨人)、丸佳浩(広島)など良い左打者が多い。球界を代表する左打者を抑えて、自分のポジションを確立したいところだ。
27日のDeNAとの練習試合では、6回一死の場面で登板。同学年で日本代表でも4番を任される左の筒香嘉智と対戦し、スライダーで三飛に仕留めると、続く新外国人のロマックを三振に斬って取った。
24日に行われた巨人との練習試合では、“左のワンポイント”として6回二死二塁でマウンドに上がり、左の亀井善行を中飛に打ち取りアピール。ここまで実戦5試合に登板して、いずれも無失点に抑えており、首脳陣の評価はうなぎ上りだ。
中日のリリーフ事情を見ても、右は田島慎二、浅尾拓也、福谷浩司、又吉克樹、祖父江大輔などがいるが、左は小川と同学年の岡田俊哉と復活を目指す岩瀬仁紀のみ。そこに左のワンポイントとして小川が加われば、投手起用のバリエーションが増える。
小川が目指すべきは、黄金時代の中日で“左”キラーとして君臨した小林正人や、昨年ヤクルトの14年ぶりにリーグ優勝に貢献した久古健太郎といった“左”のスペシャリストだろう。
小林正は現役時代の11年に58試合に登板したが、そのほとんどが左のワンポイントだった。絶対に抑えなければいけないというプレッシャーがある中、内容も素晴らしくこの年、左打者に対して、76打数7被安打、被打率.092とほとんど打たれなかった。特に阿部慎之助(巨人)には6打数0安打4三振と全く仕事をさせず。地味ながらも貴重な働きを見せた。
チームとしても、小林正のような“左のスペシャリスト”としての活躍を期待する。セ・リーグの各球団には筒香を始め、川端慎吾(ヤクルト)、鳥谷敬(阪神)、阿部慎之助(巨人)、丸佳浩(広島)など良い左打者が多い。球界を代表する左打者を抑えて、自分のポジションを確立したいところだ。