● 南陽工 0 － 16 秀岳館 ○
＜第88回選抜野球大会・2回戦＞

　秀岳館（熊本）打線が爆発し、3本塁打を含む18安打16得点。投げても3投手の完封リレーで、南陽工（山口）を圧倒した。

　秀岳館は初回、相手失点で先制点を奪うと、なおも二死二、三塁から6番堀江が2点適時打を放ち3－0。その後も2本の適時打で5－0とすると、打者一巡となった一、三塁から、1番松尾が左中間スタンドに飛び込む豪快な3ランを放った。

　初回に8点を奪った秀岳館は、5回にも5番天本が3ランを放つなど5回終了時点で15得点。8回にも6番広部がチーム3本塁打目となるソロ弾を放ち16－0とした。

　投げても先発の堀江が5回1安打無失点。2番手以降の田浦、川端も好リリーフを見せ、見事な完封リレーを達成した。

　一方の南陽工は、先発・重富が野手陣の4失策もあり8回16失点（自責8）。打線も3安打に封じ込まれ、九州王者に完敗を喫した。