25日に開幕したプロ野球。パリーグは、相変わらずソフトバンクの評価が高く、3連覇は確実という声も出ている。そして、オリックスはというと、今年もBクラスを予想する評論家が多い。
だが、ちょっと待ってほしい。オリックスが過小評価されているのではないか、ということ。わずか2年前の2014年シーズン、オリックスはあわや優勝という快進撃をみせた。森脇浩司監督のもと、開幕ダッシュに成功。3、4月は19勝8敗、勝率704で首位を快走。2位のソフトバンクに3ゲーム差をつけた。
最終的には、優勝したソフトバンクとゲーム差なしの2位に終わり、クライマックスシリーズも敗退。日本シリーズ出場はならなかったが、この年も、開幕前の評価は低かった。各評論家は、こぞってオリックスを最下位予想した。そんな予想を覆しての快進撃だった。
14年のオリックスは何がよかったのか。その最大の要因は、投手陣の充実だろう。この年のオリックスの投手陣はというと、
<先発>
金子千尋
14年成績:26試合 16勝5敗 防1.98
西勇輝
14年成績:24試 12勝10敗 防3.29
ディクソン
14年成績:26試 9勝10敗 防3.33
松葉貴大
14年成績:21試 8勝1敗 防2.77
東明大貴
14年成績:26試 5勝7敗 防3.79
<中継ぎ>
佐藤達也
14年成績:67試 6勝4敗 48HP 1S 防1.09
馬原孝浩
14年成績:55試 1勝4敗 33HP 防3.55
比嘉幹貴
14年成績:62試 7勝1敗 27HP 防0.79
岸田護
14年成績:55試 4勝3敗 15HP 防3.36
<抑え>
平野佳寿
14年成績:62試 1勝6敗 9HP 40S 防3.43
エースの金子がMVP、沢村賞、最多勝、最優秀防御率に輝き、佐藤が最優秀中継ぎ投手、平野が最多セーブ。先発、中継ぎ、抑えのエースが、それぞれ完ぺきな仕事をやってのけた。
昨年は、メジャー移籍が取りざたされた金子が負傷で出遅れた影響もあって、投手陣全体が不調に陥った。だが、今季は金子も万全。14年の投球を披露できれば、かなりの成績を期待できる。中継ぎは、馬原が引退したが、塚原頌平が台頭。中継ぎとして一本立ちしそうな選手にまで成長した。14年の投手陣は馬原以外、そのまま残っているのだ。
打線はもともと破壊力がある。糸井が好調さを取り戻し、中島が本来の力を発揮し、T-岡田が復活すれば、かなり得点力はアップするのではないか。
イチローが在籍していた96年以来のリーグ優勝へのポイントはやはり投手陣。中でも金子の復活が、大きなカギとなる。奮起せよ、金子。
だが、ちょっと待ってほしい。オリックスが過小評価されているのではないか、ということ。わずか2年前の2014年シーズン、オリックスはあわや優勝という快進撃をみせた。森脇浩司監督のもと、開幕ダッシュに成功。3、4月は19勝8敗、勝率704で首位を快走。2位のソフトバンクに3ゲーム差をつけた。
最終的には、優勝したソフトバンクとゲーム差なしの2位に終わり、クライマックスシリーズも敗退。日本シリーズ出場はならなかったが、この年も、開幕前の評価は低かった。各評論家は、こぞってオリックスを最下位予想した。そんな予想を覆しての快進撃だった。
14年のオリックスは何がよかったのか。その最大の要因は、投手陣の充実だろう。この年のオリックスの投手陣はというと、
<先発>
金子千尋
14年成績:26試合 16勝5敗 防1.98
西勇輝
14年成績:24試 12勝10敗 防3.29
ディクソン
14年成績:26試 9勝10敗 防3.33
松葉貴大
14年成績:21試 8勝1敗 防2.77
東明大貴
14年成績:26試 5勝7敗 防3.79
<中継ぎ>
佐藤達也
14年成績:67試 6勝4敗 48HP 1S 防1.09
馬原孝浩
14年成績:55試 1勝4敗 33HP 防3.55
比嘉幹貴
14年成績:62試 7勝1敗 27HP 防0.79
岸田護
14年成績:55試 4勝3敗 15HP 防3.36
<抑え>
平野佳寿
14年成績:62試 1勝6敗 9HP 40S 防3.43
エースの金子がMVP、沢村賞、最多勝、最優秀防御率に輝き、佐藤が最優秀中継ぎ投手、平野が最多セーブ。先発、中継ぎ、抑えのエースが、それぞれ完ぺきな仕事をやってのけた。
昨年は、メジャー移籍が取りざたされた金子が負傷で出遅れた影響もあって、投手陣全体が不調に陥った。だが、今季は金子も万全。14年の投球を披露できれば、かなりの成績を期待できる。中継ぎは、馬原が引退したが、塚原頌平が台頭。中継ぎとして一本立ちしそうな選手にまで成長した。14年の投手陣は馬原以外、そのまま残っているのだ。
打線はもともと破壊力がある。糸井が好調さを取り戻し、中島が本来の力を発揮し、T-岡田が復活すれば、かなり得点力はアップするのではないか。
イチローが在籍していた96年以来のリーグ優勝へのポイントはやはり投手陣。中でも金子の復活が、大きなカギとなる。奮起せよ、金子。