前年よりも観客動員を伸ばす
ロッテは30日、29日のソフトバンク戦までの主催26試合の累計観客動員が52万4150人で前年の26試合経過時点(43万1323人)と比較して121.5%アップしたことを発表した。
1試合平均の観客動員に目を向けても、2万160人(前年26試合経過時点での1試合平均は1万6589人)で3571人のアップ。昨年の年間観客動員(71試合)は132万2004人で今後も順調に推移すれば大幅アップが見込まれる。ちなみに過去最高は、2008年の160万1632人となっている。
また、SNSも順調に推移しており、球団公式Twitter フォロワー数は26万2847人(2016年5月29日時点)で1年前の同日日で比較すると、10万5581人増加と前年比から167%で推移する。
マリーンズ公式YouTubeにアップしている様々な映像の再生数も2月1日~5月29日の期間で363万381回と、前年の同期間と比較をすると219万4813回増加で、前年から253%で推移し、ファンの興味が高まっている数字が出ている。
山室晋也社長は「チームが開幕からいい試合をしてくれているのが一番。そして様々な企画なども効果的に投入できたと思います」とリーグ2位と好調なことや、『スーパーレディースデー2016』、『YOGAタイム』、『マリンフェスタ2016』といったスタジアムで楽しめるイベントを多く盛り込んだことがファン増加に繋がったと分析している。
山室晋也社長のコメント
「チームが開幕からいい試合をしてくれているのが一番。そして様々な企画なども効果的に投入できたと思います。試合後、選手たちが勝った際にライトスタンドに行ってファンと一緒に『WE ARE』のコールを自発的に行ったり、SNSなどで今までは見えていない素顔を見せてくれる事でファンの方が選手に親近感を感じていただけている部分もあるのではないかと思います。
また月1回のファン感謝デーのテーマで行っているマリンフェスタも定着し選手も試合前、試合後もファンサービスをしてくれています。ここまではいい形で来ていると考えます。また、交流戦の広島、阪神、ヤクルト戦も順調にチケットは売れています。交流戦を仕切り直しにして、ここからさらにファン、チーム、フロントと一体となってマリーンズ旋風を吹かせたいと考えています」