ニュース 2016.07.17. 15:00

期限日まで残り2週間 近年の駆け込み補強は?

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阪神戦を得意にしているヤクルトの山中浩史

八木と近藤のトレードが成立


 17日、ヤクルト・八木亮祐とオリックス・近藤一樹の交換トレードが発表された。ヤクルトとオリックスは現在セ・パ最下位に沈んでいるが、投手陣を整備し、両球団ともCS進出を目指す。ちなみにトレード、外国人補強、育成から支配下登録などの期限は7月31日までとなっている。

 最近5年間で7月15日以降の駆け込み補強を見てみると、トレード補強は八木と近藤のトレードを含めると4件。ヤクルトは14年に、川島慶三、日高亮とソフトバンクの新垣渚、山中浩史、2対2のトレードを成立させている。14年シーズン中に活躍はできなかったが、翌15年に山中がプロ初勝利を含む6勝をマークすれば、ソフトバンクに移籍した川島はスーパーサブとして77試合に出場してリーグ連覇に貢献した。

 オリックスも13年に吉野誠とソフトバンクの甲藤啓介、14年に三ツ俣大樹と中日の岩崎恭平のトレードが行われている。7月15日以降に限ると4件中3件が、ヤクルトとオリックスが関わっている。

 補強では、14年7月15日にロッテが、13年にキューバ代表としてWBCにも出場したデスパイネを獲得。24日に入団会見を行い、29日の日本ハム戦から出場。7月下旬の加入ながら、デスパイネはチーム2位の12本塁打を放っている。

 一方で、昨年7月下旬に獲得したカステヤーノス(巨人)、ムリーロ(楽天)、ペク・チャスン(ロッテ)など、力を発揮できずに、シーズンオフに退団となったという選手もいる。

 また、支配下登録選手の上限が70人だが、枠に余裕があり、育成選手を支配下選手として結ぶことも多い。昨年も期限日となった7月31日に釜元豪(ソフトバンク)と梅津智弘(楽天)が支配下選手となった。

 残り2週間となった補強の期限日。今季はトレードや外国人などの補強を行う球団はでてくるだろうか。


【2011年から5年間の7月15日以降、補強選手一覧】

2011年

【トレード】
なし

【補強】
20日 マルハーン(西武)
25日 バーデン(広島)
27日 岡本直也(ヤクルト)
30日 ブラゾバン(ソフトバンク)
30日 バリオス(ソフトバンク)

【育成から支配下登録】
15日 木下達生(中日)
29日 国吉佑樹(横浜)
30日 桟原将司(阪神)
30日 バイエスタス(オリックス)


2012年

【トレード】
なし

【補強】
18日 クレイマー(DeNA)
18日 モルケン(日本ハム)
27日 レデズマ(ロッテ)
27日 マシス(ロッテ)
30日 アレン(ソフトバンク)
31日 ダックワース(楽天)

【育成から支配下登録】
24日 玉置隆(阪神)
24日 ザラテ(阪神)
25日 中村憲(広島)
26日 中田祥多(西武)
30日 岸敬祐(巨人)
30日 河野元貴(巨人)
30日 ウーゴ(ヤクルト)
30日 角晃多(ロッテ)
30日 二保旭(ソフトバンク)


2013年

【トレード】
26日
吉野誠 オリックス→ソフトバンク
甲藤啓介 ソフトバンク→オリックス

【補強】
26日 オセゲラ(ソフトバンク)
29日 フェルナンデス(オリックス)
29日 ミルズ(オリックス)

【育成から支配下登録】
17日 西森将司(DeNA)
22日 井藤真吾(中日)
23日 林啓介(阪神)
23日 狩野恵輔(阪神)
25日 藤沢亨明(西武)
26日 星野真澄(巨人)
29日 西川拓喜(オリックス)
29日 冨田康祐(DeNA)
31日 黒沢翔太(ロッテ)
31日 バリオス(ソフトバンク)


2014年

【トレード】
22日
日高亮、川島慶三 ヤクルト→ソフトバンク
新垣渚、山中浩史 ソフトバンク→ヤクルト

30日
岩崎恭平 中日→オリックス
三ツ俣大樹 オリックス→中日

【補強】
22日 デスパイネ(ロッテ)
22日 メンドーサ(巨人)
23日 小林宏(西武)
27日 ヒース(広島)
31日 ランズラー(オリックス)
31日 エバンス(楽天)

【育成から支配下登録】
なし

2015年

【トレード】
なし

【補強】
28日 カステヤーノス(巨人)
30日 ペク・チャスン(ロッテ)
31日 ムリーロ(楽天)

【育成から支配下登録】
23日 水口大地(西武)
29日 山田修義(オリックス)
31日 釜元豪(ソフトバンク)
31日 梅津智弘(楽天)

※日付は選手登録された日
※()は入団した球団

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