守護神と田沢につづき上原も…
現地時間20日(日本時間21日)、レッドソックスは上原浩治を15日間の故障者リストへ登録したことを発表した。
現地19日に行われたジャイアンツ戦。9回に登板した上原は、先頭打者を見逃し三振に仕留めるも、続くポージーへの初球を投じたあとに右脇あたりを気にする素振りを見せ、ベンチに向かって合図を送った。
結局、上原はわずか7球で降板。その後が心配されていたが、「右胸筋の張り」での離脱が決まった。
レッドソックスは守護神のクレイグ・キンブレルが左膝の手術を受けた影響で離脱しており、田沢純一も右肩の故障で離脱中。近日中の復帰が噂されているものの、箇所が箇所だけに無理は強いれない状況だ。
メジャー屈指のブルペン陣を突然襲った危機的状況……。不幸中の幸いは、キンブレルの離脱に伴ってブラッド・ジーグラーを獲得していたことだろう。当面はこのジーグラーを中心に勝利の方程式を組んでいくものと思われる。
ア・リーグ東地区で激しい首位争いを繰り広げているチームは、この危機を乗り越えることができるだろうか。