○ マーリンズ 2 － 0 ジャイアンツ ●
＜現地時間8月9日　マーリンズ・パーク＞

　メジャー3000安打を達成したマーリンズのイチローが9日（日本時間10日）、本拠地でのジャイアンツ戦に代打で出場したが投ゴロに倒れた。チームは怪力4番の驚愕先制打もあり、投手戦を制した。

　マーリンズは初回、相手先発のムーアに対し一死一、二塁の好機を作ると、打席には4番のスタントンが入った。3ボール2ストライクから低めの直球に手を出したがバットは真っ二つ。だが打球はグングンと伸び、ワンバウンドで左翼フェンスにぶつかった。

　打球が抜けたことを確認したスタントンは、慌てて二塁へ。これが先制の適時二塁打となり、マーリンズは続く5番オズーナの内野ゴロの間に2点目を加えた。

　イチローは2－0で迎えた7回、一死走者なしの場面で登場。前日と同じくジャイアンツの2番手右腕・ピービと対戦したが投手ゴロに倒れた。その後、右翼の守備に入るも、この日は1打数無安打。打率は.314となった。