圧巻飛距離で計61発!
MLBオールスターゲーム恒例のホームランダービーが11日(日本時間12日)、サンディエゴのペトコ・パークで行われ、イチローとともにマーリンズで活躍するジャンカルロ・スタントンが初栄冠を手にした。
ルールは好評を博した昨年同様、4分以内(飛距離によって30秒のボーナスタイムあり)での本数を競うシンプルなもの。
出場者はマーク・トランボ(オリオールズ/今季28本塁打)、トッド・フレーザー(ホワイトソックス/同25本)、アダム・デュバル(レッズ/同23本)、ロビンソン・カノ(マリナーズ/同21本)、ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ/同20本)、ウィル・マイヤーズ(パドレス/同19本)、カルロス・ゴンザレス(ロッキーズ/同19本)、コリー・シーガー(ドジャース/同17本)の計8選手で、トランボ、スタントン、デュバル、フレーザーの4選手が初戦を勝ち抜いた。
準決勝最初のカードでは、スタントンがトランボとの飛距離自慢対決に勝利。次カードでは前年王者のフレーザーが、レッズの新生・デュバルに16-15で打ち勝った。
決勝では先行のスタントンが爆発。フレーザーを20-13で下し、ホームランダービー初制覇。初戦から24本、17本、20本と計61本塁打を放ち、サンディエゴのファンを大いに沸かせた。
なお、オールスターゲーム本戦は12日(同13日)に開催。先発投手はア・リーグがホワイトソックスのクリス・セール、ナ・リーグはジャイアンツのジョニー・クエトが務める。