「結果が出ないとスタメンで使ってもらえない。結果を出すために必死です」。
守備のスペシャリスト・岡田幸文が、リードオフマンとして存在感を見せる。
【前半戦の1番打者起用回数】
岡田幸文(26試合)
細谷 圭(23試合)
加藤翔平(10試合)
中村奨吾(9試合)
清田育宏(7試合)
荻野貴司(6試合)
根元俊一(4試合)
【後半戦の1番打者起用回数】
岡田幸文(18試合)
荻野貴司(4試合)
加藤翔平(2試合)
ナバーロ(1試合)
上記を見てもわかるように、前半戦は岡田を始め、細谷圭、加藤翔平などがトップバッターを務めたが、定着する選手は現れなかった。後半戦に入ってからは、岡田が打撃好調で、課題となっていたトップバッターも解決の方向に向かっている。
「1番・中堅」で先発出場した18日の楽天戦では、初回の第1打席、先発の美馬学が投じた内角高めのスライダーを詰まりながらも、ライト前に運んで出塁。続く加藤翔平の打席で盗塁を決め、チャンスを広げると、3番・角中勝也のタイムリーで先制のホームを踏んだ。
後半戦に入ってからの岡田は、とにかくバットが振れている。7月27日のオリックス戦から8月9日の楽天戦にかけて12試合連続安打を記録するなど、後半戦の打率は.350(80-28)と高打率を残す。
岡田に打撃好調の要因について聞いてみると、「特にないです」と返ってきたが、ロッテの打撃部門を担当する立花打撃コーチは「早く(バットの)ヘッドが入ってくると空振りするが、下半身をしっかり使って打てているので粘れている。調子の波はあるが、今年は春先からずっと良かった。今はまた、良い形に戻ってきている」と分析する。
1番の岡田がチャンスメイクすることで、得点圏で3番角中勝也、4番デスパイネの打席を迎える可能性が高くなり、得点に繋がる機会が増える。これまでは11年と12年にゴールデングラブ賞を受賞するなど、高い守備力で魅せてきたが、鋭く振り抜くバットでも、熱くハートを燃やし勝利に貢献していく。
文=岩下雄太
守備のスペシャリスト・岡田幸文が、リードオフマンとして存在感を見せる。
【前半戦の1番打者起用回数】
加藤翔平(10試合)
中村奨吾(9試合)
清田育宏(7試合)
荻野貴司(6試合)
根元俊一(4試合)
【後半戦の1番打者起用回数】
岡田幸文(18試合)
荻野貴司(4試合)
加藤翔平(2試合)
ナバーロ(1試合)
上記を見てもわかるように、前半戦は岡田を始め、細谷圭、加藤翔平などがトップバッターを務めたが、定着する選手は現れなかった。後半戦に入ってからは、岡田が打撃好調で、課題となっていたトップバッターも解決の方向に向かっている。
「1番・中堅」で先発出場した18日の楽天戦では、初回の第1打席、先発の美馬学が投じた内角高めのスライダーを詰まりながらも、ライト前に運んで出塁。続く加藤翔平の打席で盗塁を決め、チャンスを広げると、3番・角中勝也のタイムリーで先制のホームを踏んだ。
後半戦に入ってからの岡田は、とにかくバットが振れている。7月27日のオリックス戦から8月9日の楽天戦にかけて12試合連続安打を記録するなど、後半戦の打率は.350(80-28)と高打率を残す。
岡田に打撃好調の要因について聞いてみると、「特にないです」と返ってきたが、ロッテの打撃部門を担当する立花打撃コーチは「早く(バットの)ヘッドが入ってくると空振りするが、下半身をしっかり使って打てているので粘れている。調子の波はあるが、今年は春先からずっと良かった。今はまた、良い形に戻ってきている」と分析する。
1番の岡田がチャンスメイクすることで、得点圏で3番角中勝也、4番デスパイネの打席を迎える可能性が高くなり、得点に繋がる機会が増える。これまでは11年と12年にゴールデングラブ賞を受賞するなど、高い守備力で魅せてきたが、鋭く振り抜くバットでも、熱くハートを燃やし勝利に貢献していく。
文=岩下雄太