6回に左前打を放ち178安打目!
ロッテが楽天に7-1で勝利。これでパ・リーグの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。この試合に「3番・左翼」で先発出場した角中勝也(ロッテ)は、最終的に打率.339、178安打の成績で首位打者と最多安打の2冠王に輝いた。
角中は打率.312をマークした2012年以来、2度目の首位打者を獲得し「9月くらいで決まったようなもの。タイトルを取れたことはうれしい」とコメント。それでも「3割は(今季を含め)2回しか打ったことがない。この世界は継続してナンボ」と続け、初の最多安打については「『うるせえよ』というくらい(周りから)何回も言われた。涌井さんなんかは試合中も言ってきた」と振り返った。
打撃タイトル以上に喜んだのが全143試合出場。幕張のバットマンは「全試合出場したことがなかったし、それが一番うれしい」とキッパリ。過去には腰痛や骨折に苦しむなど、これまでは2014年の133試合出場が最多だった。
またロッテでは、14勝5敗、防御率2.16をマークした石川歩が、最優秀防御率賞を獲得。パ・リーグのタイトルホルダーは以下の通り。
【投手部門】
最多勝利 15勝:和田毅(ソフトバンク)
最優秀防御率 2.14:石川歩(ロッテ)
勝率第1位 .750:和田毅(ソフトバンク)
最多奪三振 216:則本昂大(楽天)
最優秀中継ぎ 42HP:宮西尚生(日本ハム)
最多セーブ 43S:サファテ(ソフトバンク)
【打者部門】
首位打者 .339:角中勝也(ロッテ)
最多本塁打 39本:レアード(日本ハム)
最多打点 110打点:中田翔(日本ハム)
最高出塁率 .446:柳田悠岐(ソフトバンク)
最多安打 178本:角中勝也(ロッテ)
最多盗塁 53:糸井嘉男(オリックス)、金子侑司(西武)