日ハムと相性が悪い
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが12日に開幕。ファーストステージ連勝でファイナルに進出した2位ソフトバンクは、敵地札幌ドームで優勝した日本ハムと対戦したが、日本ハムの先発・大谷翔平の前に7回を1安打に抑え込まれるなど、1安打完封負け。1位チームには1勝のアドバンテージが与えられているため、ソフトバンクは対戦成績が0勝2敗となった。
敗れると日本シリーズ進出に王手をかけられるソフトバンクは、大事な第2戦、今季7勝を挙げた中田賢一が先発する。中田は今季の日本ハム戦、2試合に登板して、2敗、防御率5.00と相性が悪い。特に二刀流・大谷翔平に対しては3打数3安打1本塁打。「1番・投手」で先発した7月3日の試合では、先頭打者本塁打を浴びた。
CS通算6勝は現役最多
昨年行われたロッテとのファイナルステージでは、対戦成績3勝0敗(アドバンテージの1勝を含む)で迎えた第3戦に先発し、6回0/3を4安打、2四球、5奪三振、1失点にまとめ勝利投手となった。チームは中田の好投もあり3-1でロッテを下し、2年連続で日本シリーズ進出を決めた。
また中田は、中日時代の2012年からCSで自身3連勝中。絶対に負けられない大事な試合で先発を託された中田は、チームを勝利に導くことができるか注目だ。
【中田賢一CS通算成績】
8試 6勝1敗 防3.75
【CS通算勝利ベスト3】
1位 6勝 中田賢一(ソフトバンク)
2位 5勝 吉見一起(中日)
3位 4勝 ダルビッシュ有(現レンジャーズ)
※ 04年~06年のパ・リーグプレーオフを含まない
※ 16年10月12日現在