ニュース 2016.10.20. 10:00

ドラフトは上位選手だけじゃない! 下位入団から大活躍した選手たち

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現在はメジャーで大活躍するイチロー

世界の安打製造機イチローはドラ4


 いよいよ本日ドラフト会議。今年も田中正義(創価大)、今井達也(作新学院高)、山岡泰輔(東京ガス)など即戦力選手が目白押し。当然、上位候補はドラフト前から注目を集める。一方ひっそりと下位で入団し、プロ入り後に活躍しているケースも多い。

 現在メジャーで活躍するイチローは、91年に愛工大名電高からオリックスへドラフト4位で入団した。3年目の94年に当時日本プロ野球記録となるシーズン210安打を放つと、その年から7年連続で首位打者を獲得。01年に海を渡ってからもその勢いはとどまることなく、01年から10年連続で200安打を達成。04年にはメジャーリーグシーズン最多となる262安打を記録した。そして今年は、メジャー通算3000安打を達成。ドラフトでは注目される存在ではなかったが、世界を代表する安打製造機へと上り詰めた。

 その他のメジャー組では、青木宣親(マリナーズ)、川崎宗則(カブス)がイチローと同じ4位、岩隈久志(マリナーズ)が5位でプロ入りしている。


50歳までプレーした山本昌はドラ5でプロ入り


 昨季、ファンに惜しまれながら現役を引退した山本昌は、83年ドラフト5位で中日に入団。プロ入り後、数年間は芽が出なかったが、88年にアメリカに野球留学した際に、スクリューを覚えてから飛躍した。3度の最多勝、最優秀防御率と最多奪三振を1度ずつ獲得し、球界を代表する選手に成長。08年には通算200勝を達成し、その後は50歳のシーズンとなった15年までプレーした。
 
 現役組では、00年の小林雅英以来となる10勝10セーブを記録した増井浩俊(日本ハム)がドラフト5位、首位打者と最多安打の打撃二冠に輝いた角中勝也(ロッテ)、チーム最多の58試合に登板した谷元圭介(日本ハム)がドラフト7位でプロ入り。

 さらに、05年から導入された育成ドラフトで育成選手として入団した山口鉄也(巨人)、西野勇士(ロッテ)、千賀滉大(ソフトバンク)などは、プロ入り後に支配下登録を勝ち取り、球界を代表する選手に成長している。

 入団時はあまり注目されなかった下位指名の選手たちが、プロ入り後に大成することは多い。今ドラフトで、下位でプロの門を叩く選手たちも将来、大活躍している可能性は十分にありえそうだ。
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