○ 西武 11 － 2 楽天 ●
＜20回戦・西武ドーム＞

　楽天の新助っ人・ファンミルが、14日の西武戦に0－11の8回から4番手として来日初登板。浅村、中村が並ぶ西武上位打線を三人で片付け、大敗のチームの中で輝きを放った。

　ファンミルは今年、楽天の春季キャンプにテスト生として参加。キャンプ期間の実戦では、ファルケンボーグのユニホームを着てマウンドに上がるなど必死のアピールを続け、育成契約を経て開幕前に支配下登録に。同時に、216センチで球界最長身選手となった。

　二軍ではなかなか結果を残せなかったが、今月13日にようやく初の一軍昇格。この日はNPBデビュー戦となり、長身から投げ下ろす角度のある真っすぐを武器に、西武打線を三者凡退に抑えた。

　ちなみに、ファンミル一家は皆高身長らしく、父親が205センチ、母親が185センチ、同じく外野手として野球をやっていた兄もジャスト200センチとのこと。今後もアピールを続け来年の契約を勝ち取り、いずれ仙台の街でファンミル一家を見かけたいものだ。