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代表生き残りなるか!? “初招集”の投手に注目

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強化試合が開幕


 いよいよ今日、10日からはじまる侍ジャパンの強化試合。チームを率いる小久保裕紀監督は、今回のメンバー発表会見で「見極め」と「結束」を強調した。

 来年春に迫るWBCに向けた最終テスト――。世界一奪還をめざす戦いがスタートする。


 強化試合は4試合行われるため、選手には一定の出場時間が与えられることが予想される。野手に関してはメンバーもほぼ固まりつつあるが、投手陣はメジャーリーガーの参加も含めて未知数な部分が多く、今大会の結果がメンバー選考に影響を及ぼす部分も多分にあるだろう。

 特に侍ジャパンでの実績がない“初選出組”にとっては、ただの強化試合ではない。貴重なアピールの場となる。それぞれ特徴や役割が異なるなか、メンバー入りに向けてアピールするのは誰か。投手陣の“初招集”組をまとめた。


北の鉄腕サウスポー

15 宮西尚生(日本ハム)
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31歳 左投左打 180cm/75kg
[今季成績] 58試合 3勝1敗2セーブ・39ホールド 奪三振36 防御率1.5


 プロ野球史上2人目となる通算200ホールドを達成したパ・リーグの最優秀中継ぎ投手。日本ハムでは“勝利の方程式”の一角として主に7回・8回を担当し、日本一に貢献した。

 ルーキーイヤーから9年連続で50試合以上に登板している鉄腕左腕で、その実績と信頼度はリーグ随一。左の中継ぎ不足に喘ぐ侍ジャパンの救世主となるか!?


冷静沈着な仕事人

20 石川 歩(ロッテ)
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28歳 右投右打 186cm/80kg
[今季成績] 23試合 14勝5敗 奪三振104 防御率2.16


 今季のパ・リーグ最優秀防御率投手。試合を作る能力に長けているのが最大の特徴で、どんな場面でも顔色を変えず、正確なコントロールと“伝家の宝刀”シンカーで打者を斬る。

 シーズン完投数「5」は、今回の代表メンバーでは菅野智之と並んで最多。これはムダなボールを減らした“省エネ投球”の賜物であり、球数制限がある本大会のことを考えると、少ない球数でイニングを稼ぐことができる石川は貴重な存在と言える。


ハマの快速左腕

26 石田健大(DeNA)
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23歳 左投左打 180cm/85kg
[今季成績] 25試合 9勝4敗 奪三振132 防御率3.12


 DeNAが誇る“左腕三銃士”の一人。強気のピッチングでチームの躍進を支えた23歳の有望株だ。

 伸びのあるストレートとチェンジアップを武器に打者を翻弄。第4戦のオランダ戦に先発予定となっており、左腕不足の侍ジャパンで輝きを放つことができるか期待がかかる。


唯一の竜戦士

34 岡田俊哉(中日)
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25歳 左投左打 179cm/65kg
[今季成績] 57試合 3勝1敗13ホールド 奪三振66 防御率3.20


 侍ジャパンが求める左の中継ぎ候補。回またぎもこなしつつ、今季は57試合に登板して存在感を示した。

 今回の代表の左腕ではNo.1の奪三振率を誇っており、追加招集ではあるが、首脳陣からの期待は大きい。


お化けフォーク

41 千賀滉大(ソフトバンク)
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23歳 右投左打 186cm/86kg
[今季成績] 25試合 12勝3敗 奪三振181 防御率2.61


 今季から先発に転向し、一気に飛躍した鷹のドクターK。基準の13勝に届かずタイトル獲得とはならなかったが、規定投球回到達者ではリーグトップの勝率を記録した。

 指揮官が惚れ込んだ落差の大きな“お化けフォーク”は、縦の変化球が効果的な国際試合でも威力を発揮することだろう。リリーフを経験していることもプラス要素と言える。


小さな巨人

47 田口麗斗(巨人)
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21歳 左投左打 171cm/80㎏
[今季成績] 26試合 10勝10敗 奪三振126 防御率2.72


 プロ3年目の今季、ローテに定着して初の二ケタ勝利を記録。防御率も2点台と安定したピッチングを披露した。

 171センチと小柄な体ながら、臆することなく相手の懐へと投げ込んでいく強気の投球が持ち味。生き残りへ、自らの武器をアピールすることができるか。
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