今年も多くの選手が結婚を報告
きょう11月22日は、その語呂合わせから『いい夫婦の日』とされている。
今年もプロ野球界では、多くの選手が忙しい日々の合間を縫って愛を育み、いくつもの夫婦が誕生した。人生の伴侶を得た選手たちは、その愛を力に変えて活躍するものなのか?そこで、今季結婚を発表した“新婚”選手たちの成績を振り返ってみたい。
▼菊池雄星(西武)
【2015年】23試 9勝10敗 防御率2.84
【2016年】22試 12勝7敗 防御率2.58
6月24日にフリーアナウンサーの深津瑠美さんと入籍した西武・菊池雄星。今季は、プロ入り7年目にして初の開幕投手を任されるなど、大きな期待を寄せられていた。
シーズン途中には、右脇腹痛で一時離脱した時期もあったが、自身初の二ケタ勝利となる12勝(7敗)をマーク。また、初めて規定投球回数をクリアする143回を投げ、防御率2.58と安定した投球を見せるなど、まさにキャリアハイのシーズンとなったといえるだろう。
▼涌井秀章(ロッテ)
・11月1日入籍:モデルの押切もえさん
【2015年】28試 15勝9敗 防御率3.39
【2016年】26試 10勝7敗 防御率3.01
11月1日にモデルの押切もえさんとの結婚を発表したロッテ・涌井秀章。今季は、6年ぶりに最多勝に輝いた昨季の15勝には及ばなかったものの、2年連続で二ケタ勝利をマークした。
涌井の連続二ケタ勝利は、西武時代に記録した2006年~2010年の5年連続2ケタ勝利以来となる。また、12球団トップタイとなる5完投するなど、石川歩とロッテの“二枚看板”としてチームを支えた。
▼今宮健太(ソフトバンク)
・6月入籍:大分県出身の一般女性
【2015年】142試 率.228 本7 点45
【2016年】137試 率.245 本10 点56
10月27日に今年6月に結婚していたことを発表したソフトバンク・今宮健太。抜群の身体能力を生かした守備には定評があり、4年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞している。
さらに今年は、長年の課題だった打撃面にも成長の跡が見られた。開幕直後は低迷していた打撃も、5月から6月にかけて自身最長となる20試合連続安打を記録して復調。打率は.245ながら、10本塁打を放ち、初の二ケタ本塁打とキャリアハイの56打点をマークした。
その他、DeNAの井納翔一や、ソフトバンクの福田秀平、ロッテの唐川侑己なども結婚を発表した。
2016年に結婚を発表した主な選手と成績
▼福田秀平(ソフトバンク)
・10月9日入籍:同学年の一般女性
【2015年】84試 率.232 本1 点14
【2016年】81試 率.231 本3 点18
▼唐川侑己(ロッテ)
・5月22日入籍:成田高校の同級生
【2015年】12試 5勝4敗 防御率6.32
【2016年】15試 6勝6敗 防御率2.84
▼大嶺祐太(ロッテ)
・2月12日入籍:歌手の琴菜さん
【2015年】24試 8勝7敗 防御率3.17
【2016年】14試 1勝3敗1H 防御率6.49
▼十亀剣(西武)
・10月23日入籍:和歌山県出身の一般女性
【2015年】26試 11勝7敗 防御率3.55
【2016年】21試 4勝6敗 防御率6.31
▼菊池保則(楽天)
・5月9日入籍:茨城県出身の一般女性
【2015年】18試 4勝5敗 防御率3.76
【2016年】7試 1勝1敗 防御率5.16
▼西勇輝(オリックス)
・入籍日未発表:一般女性
【2015年】24試 10勝6敗 防御率2.38
【2016年】26試 10勝12敗 防御率4.14
▼井納翔一(DeNA)
・1月入籍:神奈川県在住の一般女性
【2015年】21試 5勝8敗 防御率3.27
【2016年】23試 7勝11敗 防御率3.50
▼森越祐人(阪神)
・3月18日入籍:三重県出身の一般女性
【2015年】7試 率.000 本0 点0
【2016年】2試 率.000 本0 点0
人生の伴侶を得た選手たち。今後のさらなる活躍に期待したい。