日本プロスポーツ大賞の授賞式典が20日、東京都内のホテルで行われ、日本ハムの大谷翔平が「大賞」を受賞した。
壇上では「数多くの素晴らしいトップアスリートの中から、素晴らしい賞をいただけて光栄に思っています」と喜びのコメントを残し、「これもNPB関係者の皆さまのご指導と、日々応援していただいていますファンの皆さんのおかげだと思っています」と、周囲への感謝の思いを口にした。
大谷は今季、投手として21試合に登板し、10勝4敗1ホールド、防御率1.86という成績を残した一方、打者としても104試合に出場して、打率.322、67打点、22本塁打を記録。パ・リーグのMVPを受賞すると共に、指名打者と投手の2部門でベストナインに選出される偉業を達成した。
リーグ戦では、1番投手として出場した7月3日のソフトバンク戦で先頭打者本塁打を放ち、優勝を決めた9月28日の西武戦では被安打1で完封勝利を挙げる活躍を披露。クライマックスシリーズでもソフトバンク相手に1勝1セーブを挙げ、広島との日本シリーズではサヨナラ安打を放つなど、チームの日本一に大きく貢献した。
プロ野球界では、地元とカープファンが一体となり、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープと、破竹の15連勝などで最大11.5ゲーム差を逆転して優勝した北海道日本ハムファイターズが、顕著で優秀な成績を残した選手や団体に贈られる「殊勲賞」を受賞。また、広島はプロスポーツ界において顕著な貢献をした個人や団体に贈られる「NHK賞」も受賞した。
さらに殊勲賞同様、スポーツ報道に携わる在京56社のスポーツ担当責任者の投票にて選考された「最高新人賞」には、入団3年目の今季、救援と先発で37試合に登板し、10勝2敗1ホールド、防御率2.38を記録し、先発転向後は無傷の8連勝を飾る活躍で日本ハムの逆転優勝に貢献した高梨裕稔が選出された。
なお、プロ野球界からの大賞受賞者は、2013年の田中将大以来、3年ぶりの出来事。各賞を受賞した選手・団体代表者の喜びのコメントは以下のとおり。
・大谷翔平(日本ハム)
「日本の数多くの素晴らしいトップアスリートの中から、素晴らしい賞をいただけて光栄に思っています。これもNPB関係者の皆さまのご指導と、日々応援していただいていますファンの皆さんのおかげだと思っています。自分がどの程度プロスポーツに貢献してこれたかはわかりませんが、今後もプロスポーツに対して自分なりに一生懸命貢献できるように頑張っていきたいと思います。」
【殊勲賞・NHK賞】
・広島東洋カープ
<鈴木球団本部長>
「今年のカープは新井選手の2000本安打にはじまり、黒田投手の日米通算200勝で勢いをつけ、今年の流行語大賞にもなりました「神ってる」勝利を重ね、25年ぶりのリーグ優勝を飾ることができ、充実した1年になりました。これもひとえにカープファンのみならず、野球ファン、スポーツファンの支えがあればこそと、深く感謝します。この受賞を励みとし、今後も野球界、プロスポーツ界の発展に貢献できるよう努力したいと思います。」
【殊勲賞】
・北海道日本ハムファイターズ
<大野奨太選手会長>
「これからも常に進化をし、いいチームを作っていけるように頑張っていきたいと思います。」
【最高新人賞】
・高梨裕稔(日本ハム)
「大変光栄な賞をいただいてありがとうございます。こういう賞をいただけるのは、たくさんの方々の支えがあって受賞できると思っております。来年以降もそういう方々への感謝を忘れず、またプロスポーツがもっともっと盛り上がっていけるようプレーしていきたいと思っております」
1971年:長嶋 茂雄
1974年:王 貞治
1975年:広島東洋カープ
1976年:王 貞治
1977年:王 貞治
1978年:ヤクルトスワローズ
1982年:落合 博満
1983年:広岡 達朗
1984年:衣笠 祥雄
1985年:ランディ・バース
1986年:落合 博満
1990年:野茂 英雄
1994年:イチロー
1995年:イチロー
1998年:佐々木 主浩
1999年:松坂 大輔
2000年:松井 秀喜
2001年:イチロー
2003年:松井 秀喜
2006年:ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
2012年:阿部 慎之助
2013年:田中 将大
2016年:大谷 翔平
壇上では「数多くの素晴らしいトップアスリートの中から、素晴らしい賞をいただけて光栄に思っています」と喜びのコメントを残し、「これもNPB関係者の皆さまのご指導と、日々応援していただいていますファンの皆さんのおかげだと思っています」と、周囲への感謝の思いを口にした。
数々の偉業を成し遂げる
リーグ戦では、1番投手として出場した7月3日のソフトバンク戦で先頭打者本塁打を放ち、優勝を決めた9月28日の西武戦では被安打1で完封勝利を挙げる活躍を披露。クライマックスシリーズでもソフトバンク相手に1勝1セーブを挙げ、広島との日本シリーズではサヨナラ安打を放つなど、チームの日本一に大きく貢献した。
各賞をプロ野球界が総なめ
プロ野球界では、地元とカープファンが一体となり、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープと、破竹の15連勝などで最大11.5ゲーム差を逆転して優勝した北海道日本ハムファイターズが、顕著で優秀な成績を残した選手や団体に贈られる「殊勲賞」を受賞。また、広島はプロスポーツ界において顕著な貢献をした個人や団体に贈られる「NHK賞」も受賞した。
さらに殊勲賞同様、スポーツ報道に携わる在京56社のスポーツ担当責任者の投票にて選考された「最高新人賞」には、入団3年目の今季、救援と先発で37試合に登板し、10勝2敗1ホールド、防御率2.38を記録し、先発転向後は無傷の8連勝を飾る活躍で日本ハムの逆転優勝に貢献した高梨裕稔が選出された。
なお、プロ野球界からの大賞受賞者は、2013年の田中将大以来、3年ぶりの出来事。各賞を受賞した選手・団体代表者の喜びのコメントは以下のとおり。
喜びのコメント
【大賞】・大谷翔平(日本ハム)
「日本の数多くの素晴らしいトップアスリートの中から、素晴らしい賞をいただけて光栄に思っています。これもNPB関係者の皆さまのご指導と、日々応援していただいていますファンの皆さんのおかげだと思っています。自分がどの程度プロスポーツに貢献してこれたかはわかりませんが、今後もプロスポーツに対して自分なりに一生懸命貢献できるように頑張っていきたいと思います。」
【殊勲賞・NHK賞】
・広島東洋カープ
<鈴木球団本部長>
「今年のカープは新井選手の2000本安打にはじまり、黒田投手の日米通算200勝で勢いをつけ、今年の流行語大賞にもなりました「神ってる」勝利を重ね、25年ぶりのリーグ優勝を飾ることができ、充実した1年になりました。これもひとえにカープファンのみならず、野球ファン、スポーツファンの支えがあればこそと、深く感謝します。この受賞を励みとし、今後も野球界、プロスポーツ界の発展に貢献できるよう努力したいと思います。」
【殊勲賞】
・北海道日本ハムファイターズ
<大野奨太選手会長>
「これからも常に進化をし、いいチームを作っていけるように頑張っていきたいと思います。」
【最高新人賞】
・高梨裕稔(日本ハム)
「大変光栄な賞をいただいてありがとうございます。こういう賞をいただけるのは、たくさんの方々の支えがあって受賞できると思っております。来年以降もそういう方々への感謝を忘れず、またプロスポーツがもっともっと盛り上がっていけるようプレーしていきたいと思っております」
プロ野球界の大賞歴代受賞者
1969年:読売巨人軍1971年:長嶋 茂雄
1974年:王 貞治
1975年:広島東洋カープ
1976年:王 貞治
1977年:王 貞治
1978年:ヤクルトスワローズ
1982年:落合 博満
1983年:広岡 達朗
1984年:衣笠 祥雄
1985年:ランディ・バース
1986年:落合 博満
1990年:野茂 英雄
1994年:イチロー
1995年:イチロー
1998年:佐々木 主浩
1999年:松坂 大輔
2000年:松井 秀喜
2001年:イチロー
2003年:松井 秀喜
2006年:ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
2012年:阿部 慎之助
2013年:田中 将大
2016年:大谷 翔平