巨人は28日、長野久義選手の登録を抹消した。

　長野は8月21日のヤクルト戦の9回、一死一二塁のピンチで右中間を襲った比屋根の打球を好捕。サヨナラ負けを阻止した代償に、右ひざを負傷していた。

　今シーズンはなかなかオーダーを固定できなかったチームにあって、長野は2番以外の全打順を経験しチームトップの打率.297をマーク。故障による二軍落ちはプロ5年目にして初となるが、チームはすでにリーグ優勝を決めているため、10月15日から始まるクライマックス・シリーズ2ndステージを見据え、大事をとっての処置と見られる。

　また阪神は、昨日先発した岩崎優投手の登録を抹消した。もう登板機会がないための抹消となるが、これで今シーズン8度目の登録抹消。ドラフト6位ルーキーの1年目は、なんとも忙しいシーズンとなった。

　13時現在、その他の公示は以下の通り。


＜9月28日の公示情報＞
※再登録＝10月8日以降

読売ジャイアンツ

－登録－
64　鬼屋敷正人 / 捕手
36　中井大介 / 内野手
＝抹消＝
40　加藤健 / 捕手
7　長野久義 / 外野手

阪神タイガース

＝抹消＝
67　岩崎優 / 投手