セ・リーグ2位の座を争う広島と阪神は30日、それぞれ試合を行い、広島はヤクルトを7対6で下したものの、阪神はDeNAに痛過ぎる完封負け。これで、阪神と広島のゲーム差が1に広がり、阪神はCSファーストステージを本拠地で開催できる2位の確保に黄色信号が灯った。
明日、マツダスタジアムで行われる広島との直接対決を前に、今日は何としても勝ちたかった。大事な一戦の先発はエース・メッセンジャー。本拠地・甲子園のホームアドバンテージもあり、2位争いを繰り広げている高いモチベーションもある。DeNAを相手に勝ち切る要素は揃っていた。しかし、打線がDeNA先発・山口の前にチャンスらしい場面をほとんど作れず、メッセンジャーはこの試合で唯一迎えたピンチに、まさかの押し出し死球を与えてしまった。
8回にようやく迎えた二死一三塁の好機が訪れるも、1番上本が左飛に倒れて無得点。終わってみれば、メッセが与えた押し出し死球が両チーム通じて唯一の得点となり、打線は散発3安打に封じられる完封負け。ここぞの場面で出る阪神の勝負弱さが、この試合でも顔を出した形となってしまった。
この日の結果によって、阪神が2位になるためには明日の広島戦(シーズン最終戦)で勝利し、また、広島が5日に行われる巨人戦で敗戦する場合しかなくなった。一方の広島は明日の阪神戦、5日巨人戦のどちらかで、引き分け以上の結果を残せば、その時点で2位が確定する。
今季の両者の対決は、阪神が甲子園で7勝2敗、広島はマツダスタジアムで6勝3敗。お互いの本拠地球場で、それぞれが良い結果を残している。明日の対戦はマツダスタジアム。広島の方が対戦成績では優位に立っていると言えるだろう。
ついに崖っぷちに追い込まれた阪神。明日の今季最終戦で意地を見せることが出来るのか。激しい2位争いの最終局面が迫ってきた。
明日、マツダスタジアムで行われる広島との直接対決を前に、今日は何としても勝ちたかった。大事な一戦の先発はエース・メッセンジャー。本拠地・甲子園のホームアドバンテージもあり、2位争いを繰り広げている高いモチベーションもある。DeNAを相手に勝ち切る要素は揃っていた。しかし、打線がDeNA先発・山口の前にチャンスらしい場面をほとんど作れず、メッセンジャーはこの試合で唯一迎えたピンチに、まさかの押し出し死球を与えてしまった。
8回にようやく迎えた二死一三塁の好機が訪れるも、1番上本が左飛に倒れて無得点。終わってみれば、メッセが与えた押し出し死球が両チーム通じて唯一の得点となり、打線は散発3安打に封じられる完封負け。ここぞの場面で出る阪神の勝負弱さが、この試合でも顔を出した形となってしまった。
この日の結果によって、阪神が2位になるためには明日の広島戦(シーズン最終戦)で勝利し、また、広島が5日に行われる巨人戦で敗戦する場合しかなくなった。一方の広島は明日の阪神戦、5日巨人戦のどちらかで、引き分け以上の結果を残せば、その時点で2位が確定する。
今季の両者の対決は、阪神が甲子園で7勝2敗、広島はマツダスタジアムで6勝3敗。お互いの本拠地球場で、それぞれが良い結果を残している。明日の対戦はマツダスタジアム。広島の方が対戦成績では優位に立っていると言えるだろう。
ついに崖っぷちに追い込まれた阪神。明日の今季最終戦で意地を見せることが出来るのか。激しい2位争いの最終局面が迫ってきた。