延長10回、クローザーの平野佳寿の外寄り直球を完璧に捕えると、打球はバックスクリーンに飛び込んだ。センターを守る駿太が一歩も動けない完璧な一発。4番の一振りで日本ハムが2－1でオリックスを破り、ファイナルステージ進出を決めた。

中田翔のヒーローインタビュー（全文）

Q　まずは率直な感想をお願いします。
「チーム全体が稲葉さん、（金子）誠さんに少しでも長くユニフォームを着てもらいたいという一心でやっているので、今日決められて本当に良かったなと思います」

Q　あの回は先頭打者で、あそこで決めてやろうという気持ちがあったのでしょうか。
「決めてやろうというよりも、しっかり塁に出てチャンスメイクしたいなと思っていました」

Q　1ボールからの2球目でした。狙いはどうだったんですか？
「もうあの場面なんで、真っ直ぐしかないので。真っ直ぐ一本だけを待っていました」

Q　白球がバックスクリーンに向かって行きましたが、手ごたえはどうだったんですか？
「いやーあの、気持ち良かったね。やばかったです」

Q　打った瞬間ガッツポーズが見られましたが、手ごたえ十分でしたか？
「完璧でした」

Q　数々の本塁打の中でも印象に残る一発だったかと思いますが。
「今年始まって一番、最高な本塁打でしたし、個人的にもすごく嬉しい本塁打でした。」

Q　この一発で福岡行き、ファイナルステージ進出を決めることができました。
「こうやって今日勝てたのもファンのみなさんの声援があるからこそだと思いますし、福岡でもたくさんのファイターズファンのみなさんに応援してもらいたいなと思います。」

Q　この3試合厳しいゲームが続いていましたが、中田さん自身いかがでしたか？
「楽しみながらというか、すごく…頑張れたと思います」

Q　ファイナルステージは明日から始まります。そこへ向けての意気込みをお願いします。
「ここまで来たからには最後まで勝ち進むしかないと思うので、ファンのみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います」

Q　福岡でも期待してます。
「ありがとうございます！」

【中田翔・打撃詳細】
5打数1安打1本塁打1打点。