CSファイナルステージ第4戦
● 巨人 4 - 8 阪神 ○
<10月18日 東京ドーム>
ファーストステージから6戦無敗を誇った阪神が、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。ファイナルステージでは、シーズンで苦汁を舐めさせられた巨人を“個の力”で圧倒。特に、揃ってタイトルを獲得した助っ人カルテットが本領を発揮し、打点王のゴメスは4試合で8打点。首位打者のマートンも、第4戦で先制3ランを放つなど5打点を挙げた。
投げても最多勝のメッセンジャーが、両ステージで13イニングを投げ防御率1.38。そしてセーブ王の呉昇桓は、ファーストステージから6連投し、全試合で歓喜のハイタッチを交わした。鳥谷、福留、能見らも短期決戦で存在感を発揮したが、CSのMVPに輝いたのは呉昇桓。最後に2者連続弾を浴びたが納得の受賞だった。
呉昇桓がCSで投げたイニング数は、試合数を大きく上回る8回1/3。これは2試合に先発したメッセンジャーと能見の13イニングに次ぐ数字で、ファイナルステージ第1戦と第2戦に先発した藤浪と岩田の7イニングをも上回った。
さらに今回のCSでは、呉昇桓の代名詞となった“イニング跨ぎ”が炸裂。ファーストステージでは、3イニングのロングリリーフで引き分け突破を手繰り寄せると、ファイナルステージでも第3戦の8回、二死一、三塁の場面でマウンドに上がり、巨人の反撃を食い止めた。呉昇桓はレギュラーシーズンでも7度あった跨ぎ登板をすべて無失点で切り抜けており、これで今季9度の跨ぎ登板は未だ無失点。25日から始まる日本シリーズでも神話継続に期待がかかる。
MVP受賞のお立ち台では「本塁打を2本打たれましたけど、日本シリーズでは完璧な姿で戻ってきます」と、頼もしい言葉で締めた虎の新守護神。1985年以来の日本一へ、その信頼度は日に日に高まる一方だ。
5月13日 vs 広島 1回1/3、無失点
8月8日 vs 広島 1回1/3、無失点
9月15日 vs ヤクルト 1回1/3、無失点
9月21日 vs 中日 2回、無失点
9月26日 vs 広島 1回2/3、無失点
9月29日 vs DeNA 2回、無失点
10月1日 vs 広島 1回2/3、無失点
<CSファーストステージ>
10月12日 vs 広島 3回、無失点
<CSファイナルステージ>
10月17日 vs 巨人 1回1/3、無失点
● 巨人 4 - 8 阪神 ○
<10月18日 東京ドーム>
ファーストステージから6戦無敗を誇った阪神が、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。ファイナルステージでは、シーズンで苦汁を舐めさせられた巨人を“個の力”で圧倒。特に、揃ってタイトルを獲得した助っ人カルテットが本領を発揮し、打点王のゴメスは4試合で8打点。首位打者のマートンも、第4戦で先制3ランを放つなど5打点を挙げた。
投げても最多勝のメッセンジャーが、両ステージで13イニングを投げ防御率1.38。そしてセーブ王の呉昇桓は、ファーストステージから6連投し、全試合で歓喜のハイタッチを交わした。鳥谷、福留、能見らも短期決戦で存在感を発揮したが、CSのMVPに輝いたのは呉昇桓。最後に2者連続弾を浴びたが納得の受賞だった。
呉昇桓がCSで投げたイニング数は、試合数を大きく上回る8回1/3。これは2試合に先発したメッセンジャーと能見の13イニングに次ぐ数字で、ファイナルステージ第1戦と第2戦に先発した藤浪と岩田の7イニングをも上回った。
さらに今回のCSでは、呉昇桓の代名詞となった“イニング跨ぎ”が炸裂。ファーストステージでは、3イニングのロングリリーフで引き分け突破を手繰り寄せると、ファイナルステージでも第3戦の8回、二死一、三塁の場面でマウンドに上がり、巨人の反撃を食い止めた。呉昇桓はレギュラーシーズンでも7度あった跨ぎ登板をすべて無失点で切り抜けており、これで今季9度の跨ぎ登板は未だ無失点。25日から始まる日本シリーズでも神話継続に期待がかかる。
MVP受賞のお立ち台では「本塁打を2本打たれましたけど、日本シリーズでは完璧な姿で戻ってきます」と、頼もしい言葉で締めた虎の新守護神。1985年以来の日本一へ、その信頼度は日に日に高まる一方だ。
呉昇桓のイニング跨ぎ実績
<レギュラーステージ>5月13日 vs 広島 1回1/3、無失点
8月8日 vs 広島 1回1/3、無失点
9月15日 vs ヤクルト 1回1/3、無失点
9月21日 vs 中日 2回、無失点
9月26日 vs 広島 1回2/3、無失点
9月29日 vs DeNA 2回、無失点
10月1日 vs 広島 1回2/3、無失点
<CSファーストステージ>
10月12日 vs 広島 3回、無失点
<CSファイナルステージ>
10月17日 vs 巨人 1回1/3、無失点