3連休が終わり、FAの申請手続きが再開された。4日は、FA権の行使を表明していたDeNAの金城龍彦が正式にFA権行使の申請書を提出。また、FA権を取得していたDeNAの林昌範は権利を行使せず、残留を表明した。

金城龍彦（DeNA）【FA申請】

外野手　16年目/38歳　今季推定年俸：4000万
経歴：近大付高－住友金属－横浜（99年～）
今季成績：90試合 打率.200 本塁打0 打点11
通算成績：1856試合 打率.279 本塁打103 打点582

　球団は宣言残留を認めておらず、16年間在籍したチームの退団は決定的。来年39歳を迎えるが、勝負強い打撃と安定した守備走塁に高い評価を寄せる巨人が獲得に乗り出すのではないかと見られている。

林昌範（DeNA）【残留】

投手　13年目/31歳　今季推定年俸：2600万
経歴：市船橋高－巨人（02年～08年）－日本ハム（09年～11年）－DeNA（12年～）
今季成績：56試合 2勝2敗1S 防御率3.15
通算成績：397試合 21勝25敗22S 防御率3.36

　家族の後押しや、戦力外から拾ってもらったという恩もあって残留を決めた。来季から新たに3年契約を結んだ左腕は、中畑監督の胴上げに燃える。