ニュース 2014.11.19. 15:31

明治神宮大会が閉幕 高校は仙台育英、大学は駒沢が優勝

 第45回の記念大会となった明治神宮大会は、高校の部は東北地区代表の仙台育英高校が2年ぶり2度目、大学の部は東都大学野球連盟の駒沢大学が13年ぶり5度目の優勝に輝いた。

 高校の部は18日に決勝が行われ、仙台育英高と関東地区代表の浦和学院高が対戦。エース・佐藤世那(せな)が9回1失点の好投を見せた仙台育英高が浦和学院高を4-1で下し、2年ぶり2度目の日本一を掴んだ。これにより、来春のセンバツは東北地区の枠が1枠拡大。21世紀枠も含めると、最大4チームが東北からセンバツに出場できることになる。

 そして19日、大学の部が決勝を迎えた。東京六大学野球連盟の明治大学と東都大学野球連盟の駒沢大学の対戦。駒大は阪神ドラフト3位の4番・江越大賀が放った遊ゴロが相手の失策を誘い、その間に先制すると、8回には江越が打ち上げた飛球が遊撃手と中堅手の間に落ち、これが2点適時二塁打に。ラッキーな形ではあるが、江越が全得点に絡む活躍を見せ、投げては先発した1年生・東野龍二とエース・今永昇太のリレーで明大に得点を許さず、3-0で勝利。13年ぶり5度目の日本一に輝いた。

 明大はオリックスドラフト1位の山崎福也が先発し、力投を見せるも不運な形で3失点。攻撃面でも0-1と1点を追う8回、二死満塁で2番・糸原健斗がカウント2-2から振りに行った内角球が手に当たり、一度は死球と判定されるも、駒沢サイドの猛抗議と審判団の協議の結果、スイングで三振の判定に。それに対して明治も猛抗議を見せたが、判定は覆らず。ことごとく運に見放された。

【優勝】

仙台育英高(2年ぶり2度目)

◆ 駒沢大(13年ぶり5度目)
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