ニュース 2014.11.26. 13:46

期待の和製大砲、巨人・岡本 背番号「38」を自分のものにできるか

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9月に行われた「BFA 18Uアジア選手権」でも、日本代表不動の4番として活躍した岡本和真 [Getty Images]
 巨人からドラフト1位指名を受け、19日に正式入団が決まった智弁学園高の岡本和真内野手。彼の魅力は高校通算73本塁打を誇る長打力で、9月に行われた「BFA 18Uアジア選手権」でも、4番打者として打率.474、5打点と活躍。プロ野球界でも希少になるつつある“右の和製大砲”として、さらなる飛躍に期待がかかる逸材だ。

 ドラフト後の10月28日、巨人の原沢球団代表らが岡本の元を訪れ指名の挨拶。その席で、「歴史を変えよう」と書かれた原監督直筆の色紙を手渡し、背番号も「38」になることが明かされた。

 「38」の発案者は原監督で、長嶋終身名誉監督の「3」と、自身が現役時代に背負った「8」を合わせたもの。偉大なる先人はそれぞれ444本塁打、382本塁打を放ち、右の長距離砲としても輝かしい実績を残した。

 ただし“物は言いよう”で、過去に「38」を背負った巨人の選手を見ると(下記参照)、活躍したのは1980年代後期の勝呂博憲と、2010年途中加入の朝井秀樹(当時は68番)くらい。岡本は球団が望むスラッガー道を歩み、「38」を自分の番号にすることができるだろうか。

 プロ野球界の出世番号と言えば、前田智徳やイチローの「51」、松井秀喜や嶋重宣の「55」が有名。近年では入団2年目に最多勝を獲得した藤井秀悟、同じく2年目に200安打を記録した青木宣親に続き、今季ブレークした山田哲人が背負うヤクルトの「23」も、新たな出世番号として認知されつつある。

 だが、上記以外にも「51」には“ハマの安打製造機”と呼ばれた鈴木尚典、「55」には“浪速のゴジラ”T-岡田と、左打者が目立つ。岡本には巨人でのハイレベルな競争を勝ち、最終的には“38=右の大砲”と言われるくらいの実績を残してほしいものだ。

【巨人で38番を背負った選手たち】※1980年以降
●1980年代
庄司智久(78~80)、迫丸公勝(81)、仁村薫(82~87)、勝呂博憲(88~91)
●1990年代
藤田浩雅(92~95)、原俊介(96~99)
●2000年代
谷浩弥(00~03)、井出竜也(04)、星孝典(05~06)、上野貴久(07~08)、ロメロ(09)
●2010年代
エドガー(10)、朝井秀樹(11~12)、井野卓(13~14)、岡本和真(15~)

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