いよいよ明日、23日の木曜日にプロ野球ドラフト会議が行われる。選手の人生と球団の運命を左右する大きな一日であるが、今年はどんなドラマが生まれるのであろうか。
今回はドラフト直前ということで、各球団でその年最も高い評価を受けたドラフト1位の選手が、入団から現在まででどれほどの活躍を見せているかを振り返ってみる。
なぜ“過去6年”なのかと言うと、いわゆる「逆指名制度」が撤廃され、また高校生と大学・社会人の分離ドラフトが終わり、ドラフトが現在の形となったのが08年からである。ということで08年以降のドラフトを対象とした。結果は以下の通り。
【最多試合出場】686試合:長野久義(巨人)※5年目
【最多安打】767安打:長野久義(巨人)
【最多本塁打】82本:長野久義(巨人)
【最多打点】308打点:長野久義(巨人)
【最多盗塁】73盗塁:長野久義(巨人)
【最多勝利】31勝:沢村拓一(巨人)※4年目
【最高勝率】.694:菅野智之(巨人)※2年目 ※通算20勝以上を対象
【最多奪三振】526個:沢村拓一(巨人)
こうしてみると、巨人の選手が全部独占するという結果に。09年、10年と2年続けて新人王を輩出しており、特に野手部門独占の長野は他を大きく引き離している。
しかし、今季大ブレイクのヤクルト・山田やDeNAの筒香ら高卒野手が確実に力をつけてきているのも事実。これからが楽しみだ。
大きな期待を受けて入団してくる選手には、それだけ大きなプレッシャーもついてくる。今年のドラフト1位選手たちはプレッシャーをはね退け、実力を発揮することができるだろうか。
以下、過去6年の各球団ドラフト1位選手通算成績。
※(×選手名)は抽選で外した選手。
【巨人】
08 大田泰示 通算:103試合.214、4本、24打点、41安打
09 長野久義 通算:686試合.297、82本、308打点、767安打 ☆新人王
10 澤村拓一 通算:102試合31勝34敗、防御率2.76 ☆新人王
11 松本竜也 一軍登板なし ※(×菅野智之)
12 菅野智之 通算:50試合25勝11敗、防御率2.74
13 小林誠司 通算:63試合.255、2本、14打点 ※(×石川歩)
【阪神】
08 蕭一傑 通算:2試合0勝1敗、防御率2.16 <→台湾・義大>
09 二神一人 通算:15試合0勝3敗、防御率6.75 ※(×菊池雄星)
10 榎田大樹 通算:150試合12勝16敗、防御率3.67 ※(×大石達也)
11 伊藤隼太 通算:104試合.221、4本、21打点
12 藤浪晋太郎 通算:49試合21勝14敗、防御率3.17
13 岩貞祐太 通算:6試合1勝4敗、防御率4.60 ※(×大瀬良大地)(×柿田裕太)
【広島】
08 岩本貴裕 通算:327試合.245、30本、113打点
09 今村猛 通算:199試合8勝17敗、防御率3.60
10 福井優也 通算:67試合14勝20敗、防御率4.52 ※(×大石達也)
11 野村祐輔 通算:69試合28勝25敗、防御率3.19 ☆新人王
12 高橋大樹 通算:2試合.000、3三振 ※(×森雄大)(×増田達至)
13 大瀬良大地 通算:26試合10勝8敗、防御率4.05
【中日】
08 野本圭 通算:368試合.232、9本、75打点、167安打
09 岡田俊哉 通算:104試合10勝12敗、防御率3.49 ※(×菊池雄星)
10 大野雄大 通算:60試合24勝22敗、防御率3.35
11 高橋周平 通算:168試合.235、13本、44打点
12 福谷浩司 通算:81試合2勝5敗、防御率2.30
13 鈴木翔太 通算:5試合0勝0敗、防御率4.50 ※(×松井裕樹)
【DeNA】
08 松本啓二朗 通算:227試合.230、6本、38打点、94安打
09 筒香嘉智 通算:288試合.254、42本、148打点、254安打
10 須田幸太 通算:42試合8勝12敗、防御率5.28 ※(×大石達也)
11 北方悠誠 一軍登板なし <→今季戦力外> ※(×藤岡貴裕)(×松本竜也)
12 白崎浩之 通算:148試合.230、1本、12打点 ※(×東浜巨)
13 柿田裕太 一軍登板なし ※(×松井裕樹)
【ヤクルト】
08 赤川克紀 通算:76試合14勝20敗、防御率4.17
09 中澤雅人 通算:54試合10勝12敗、防御率5.09 ※(×菊池雄星)
10 山田哲人 通算:263試合.306、33本、116打点、303安打 ※(×斎藤佑樹)(×塩見貴洋)
11 川上竜平 一軍出場なし ※(×高橋周平)
12 石山泰稚 通算:95試合6勝11敗、防御率3.92 ※(×藤浪晋太郎)
13 杉浦稔大 通算:4試合2勝2敗、防御率3.52 ※(×大瀬良大地)
今回はドラフト直前ということで、各球団でその年最も高い評価を受けたドラフト1位の選手が、入団から現在まででどれほどの活躍を見せているかを振り返ってみる。
なぜ“過去6年”なのかと言うと、いわゆる「逆指名制度」が撤廃され、また高校生と大学・社会人の分離ドラフトが終わり、ドラフトが現在の形となったのが08年からである。ということで08年以降のドラフトを対象とした。結果は以下の通り。
【最多試合出場】686試合:長野久義(巨人)※5年目
【最多本塁打】82本:長野久義(巨人)
【最多打点】308打点:長野久義(巨人)
【最多盗塁】73盗塁:長野久義(巨人)
【最多勝利】31勝:沢村拓一(巨人)※4年目
【最高勝率】.694:菅野智之(巨人)※2年目 ※通算20勝以上を対象
【最多奪三振】526個:沢村拓一(巨人)
こうしてみると、巨人の選手が全部独占するという結果に。09年、10年と2年続けて新人王を輩出しており、特に野手部門独占の長野は他を大きく引き離している。
しかし、今季大ブレイクのヤクルト・山田やDeNAの筒香ら高卒野手が確実に力をつけてきているのも事実。これからが楽しみだ。
大きな期待を受けて入団してくる選手には、それだけ大きなプレッシャーもついてくる。今年のドラフト1位選手たちはプレッシャーをはね退け、実力を発揮することができるだろうか。
以下、過去6年の各球団ドラフト1位選手通算成績。
※(×選手名)は抽選で外した選手。
【巨人】
08 大田泰示 通算:103試合.214、4本、24打点、41安打
09 長野久義 通算:686試合.297、82本、308打点、767安打 ☆新人王
10 澤村拓一 通算:102試合31勝34敗、防御率2.76 ☆新人王
11 松本竜也 一軍登板なし ※(×菅野智之)
12 菅野智之 通算:50試合25勝11敗、防御率2.74
13 小林誠司 通算:63試合.255、2本、14打点 ※(×石川歩)
【阪神】
08 蕭一傑 通算:2試合0勝1敗、防御率2.16 <→台湾・義大>
09 二神一人 通算:15試合0勝3敗、防御率6.75 ※(×菊池雄星)
10 榎田大樹 通算:150試合12勝16敗、防御率3.67 ※(×大石達也)
11 伊藤隼太 通算:104試合.221、4本、21打点
12 藤浪晋太郎 通算:49試合21勝14敗、防御率3.17
13 岩貞祐太 通算:6試合1勝4敗、防御率4.60 ※(×大瀬良大地)(×柿田裕太)
【広島】
08 岩本貴裕 通算:327試合.245、30本、113打点
09 今村猛 通算:199試合8勝17敗、防御率3.60
10 福井優也 通算:67試合14勝20敗、防御率4.52 ※(×大石達也)
11 野村祐輔 通算:69試合28勝25敗、防御率3.19 ☆新人王
12 高橋大樹 通算:2試合.000、3三振 ※(×森雄大)(×増田達至)
13 大瀬良大地 通算:26試合10勝8敗、防御率4.05
【中日】
08 野本圭 通算:368試合.232、9本、75打点、167安打
09 岡田俊哉 通算:104試合10勝12敗、防御率3.49 ※(×菊池雄星)
10 大野雄大 通算:60試合24勝22敗、防御率3.35
11 高橋周平 通算:168試合.235、13本、44打点
12 福谷浩司 通算:81試合2勝5敗、防御率2.30
13 鈴木翔太 通算:5試合0勝0敗、防御率4.50 ※(×松井裕樹)
【DeNA】
08 松本啓二朗 通算:227試合.230、6本、38打点、94安打
09 筒香嘉智 通算:288試合.254、42本、148打点、254安打
10 須田幸太 通算:42試合8勝12敗、防御率5.28 ※(×大石達也)
11 北方悠誠 一軍登板なし <→今季戦力外> ※(×藤岡貴裕)(×松本竜也)
12 白崎浩之 通算:148試合.230、1本、12打点 ※(×東浜巨)
13 柿田裕太 一軍登板なし ※(×松井裕樹)
【ヤクルト】
08 赤川克紀 通算:76試合14勝20敗、防御率4.17
09 中澤雅人 通算:54試合10勝12敗、防御率5.09 ※(×菊池雄星)
10 山田哲人 通算:263試合.306、33本、116打点、303安打 ※(×斎藤佑樹)(×塩見貴洋)
11 川上竜平 一軍出場なし ※(×高橋周平)
12 石山泰稚 通算:95試合6勝11敗、防御率3.92 ※(×藤浪晋太郎)
13 杉浦稔大 通算:4試合2勝2敗、防御率3.52 ※(×大瀬良大地)