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ヤクルトの出世背番号「23」 青木以前の2人もタイトルホルダー!?

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ブリュワーズ時代は背番号「7」も、ロイヤルズでは再び「23」を背負う青木 [Getty Images]
 ヤクルトの山田哲人が6日、シーズン192本目のヒットを放ち、1950年に藤村富美男(阪神)が記録した日本人右打者のシーズン安打記録(191本)を64年ぶりに更新。翌7日の最終戦でも最多安打のタイトルを確実にする193安打目を放ち、打率.324、29本塁打、89打点の好成績で、飛躍のシーズンを終えた。さらに9日には、日米野球の日本代表にも選出。いまやチームの枠を超え、日本を代表する内野手として認知される存在となった。

 そんな山田の背番号は入団以来「23」。その前は2009年まで現ロイヤルズの青木宣親が背負っており、ファンの間で「23」は“出世番号”として認知されている。しかも青木と山田を含め、2000年以降に「23」を背負った4選手はいずれもタイトルホルダーという“箔”が付いており、今年の山田の活躍で、よりブランド力が高まった印象だ。

 00年から「23」を背負ったのは、早大からドラフト2位で加入した藤井秀悟。即戦力として期待された左腕は、1年目から中継ぎで31試合に登板。先発に定着した01年は14勝をマークし、最多勝とベストナインのタイトルを獲得した。藤井はこの活躍が認められ、翌年からエースナンバーの「18」を背負うことに。この年も2ケタ10勝をマークするなど、08年に日本ハムへ移籍するまでヤクルト投手陣を支えた。

 藤井に代わり02年から「23」を背負ったのは、シーズン途中にオリックスからのトレードで加入した戎信行。03年までの2年間でわずか2勝しか挙げられなかったが、こちらもオリックス時代の00年に最優秀防御率(3.27)のタイトルを獲得した実績を持つ。ヤクルトで活躍…とはいかなかったが、タイトルホルダーが「23」のユニフォームに袖を通したことは間違いない。

 青木に関しては詳細不要だろう。04年に早大からドラフト4巡目で入団し、2年目にシーズン202安打をマークし首位打者と新人王を獲得。以降も2度の首位打者に06年には盗塁王。09年には第2回WBCでベストナインにも輝き、10年からは背番号「1」を背負った。

 青木の流れを汲むと、山田も近い将来「1」や「6」など、一桁の空き番号を背負う日が来るだろう。ヤクルトの「1」と言えば、若松勉、池山隆寛、岩村明憲、青木と、叩き上げのスター選手ばかり。「6」も1995年以降は宮本慎也が背負い続け、品格のある番号だ。

 その他の番号を背負う可能性もあるが、来季以降も安定した成績を残せば、山田自身が固辞しない限り一桁の背番号を与えられるだろう。そして新たに「23」を背負う若者が登場すれば、また新たな物語がスタートする。
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