今夏のリトルリーグ・ワールドシリーズ（LLWS）で113キロの速球を投げ、男子選手顔負けの投球で話題を呼んだ13歳の天才野球少女モネ・デービスが、米記者が選ぶ女性アスリートのプレイヤーオブザイヤーに選出された。

　プレイヤーオブイヤーに選出されたデービスは、今夏行われたLLWSに登板し、70球を投げ、2安打、無四球、8三振を奪い完封勝利。女性としては初めて勝利投手となった。また、その時に着用していたデービスさんのユニホームが、アメリカ野球殿堂博物館に展示されるなど、いまだ大きな話題を呼んでいる。

　この他には脳のがんと戦いながら公式戦に出場したセント・ジョセフ大のバスケット選手、ローレン・ヒル、全米オープンテニスを3年連続6度目の優勝を果たしたセリーナ・ウィリアムズが候補に挙がっていた。