2月1日の春季キャンプに向けて、各球団の選手が自主トレに励んでいる。19日は新人合同自主トレで、阪神のルーキー、石崎剛と守屋功輝の2人が連日のブルペン入り。首脳陣が見守る中、捕手を立たせたまま30球投込んだ。

　19日の主な自主トレ情報は以下の通り

■オリックス
高木伴
→神戸市内で行われている新人合同自主トレで初めてブルペン入りした。星野伸之投手コーチが見守る中、捕手を立たせて24球投込んだ。「今の段階でどれだけ傾斜を使って投げられるかを確認しました。最初はばらついていたけど、最後はまとまってきた」と自己評価した。

■西武
佐野泰雄
→新人合同自主トレで初めてブルペン入りし、捕手を立たせたままストレートのみ20球を投じた。「まずはキャンプで投げ込める体を作ること。どんどん投げていきたい気持ちはあるけど、焦って怪我することはダメ」とじっくりとキャンプに向けて調整していく。

■楽天
大塚尚仁
→コボスタ室内練習場で自主トレを行い、捕手を立たせたまま30球投げ込んだ。今季3年目を迎える大塚は「1軍で投げます」と誓った。

■阪神
安藤優也、福原忍
→安藤と福原が、甲子園で自主トレを行った。安藤は「仕上がりはまだまだですが、現時点で全力投球です」とコメントすれば、福原は「キャッチボールから直球の回転や質を意識している」と話した。

石崎剛、守屋功輝
→鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレで、ドラフト2位の石崎剛、ドラフト4位の守屋功輝が連日のブルペン入りを果たした。この日は、和田豊監督など首脳陣が見守る中、ともに捕手を立たせて30球を投じた。

■DeNA
三上朋也
→川崎市内で自主トレを行いランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングなどのトレーニングを積んだ。昨季21セーブをマークしたが「今持っている球種も含めて、スピード、コントロールをパワーアップしないと厳しい」と危機感を持っている。

■ヤクルト
館山昌平
→戸田球場で自主トレを行い、捕手役のトレーナーを立たせたままで26球を投じるも、「開幕に間に合わせることも全く気にしていない」と無理をせずトレーニングを積んでいく。