3月に開催される『GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表』に臨む侍ジャパンのメンバーが16日に発表され、中日の又吉克樹が自身初となる日本代表入りを果たした。
四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズから13年のドラフト2位で中日へ入団した又吉。独立リーグ出身選手が増えている近年ではあるが、“ドラフト2位”は現在でも破られていない独立リーグ出身者史上最上位での指名である。
「いい意味で便利屋になりたい」と語った右腕は、文字通りのフル回転で首脳陣の信頼を勝ち取ると、1年目から67試合に登板。9勝1敗2セーブ、防御率は2.21の活躍で、苦戦するチームを支えた。
終盤からは勝利の方程式の一角に入り、セットアッパーとして奮投した又吉の特筆すべき点は、外国人選手への強さ。特にヤクルトの主砲であるウラディミール・バレンティンには8打数無安打と滅法強く、その他にもDeNAのユリエスキ・グリエルを6打数無安打、トニ・ブランコを5打数無安打など、各球団の主軸である屈強な外国人選手を完璧に封じ込めている。
阪神の守護神・呉昇桓の.172に次ぐリーグ2位の被打率.178を記録し、そもそも“打たれない投手”の又吉ではあるのだが、外国人選手を抑えこんでいるという強みは、今後も国際大会を控える侍ジャパンにとって心強い武器になる。
シーズンのフル回転の代償にその蓄積疲労が心配された中、オフにはドミニカ・ウィンターリーグでの武者修行に参加。17試合で0勝2敗も防御率は1.69という好成績を残した。さらなる飛躍へ向け、己を鍛え上げて迎える2015年シーズン。勝負の2年目の前に、欧州代表を相手にどんなピッチングを見せるのだろうか。
独立リーグからわずか1年半で日本代表へ。驚異的なスピードでスターダムを駆け上がる又吉克樹から今後も目が離せない。
ロペス .500(2-1)
キラ .333(3-1)
ゴメス .286(7-2)
バルディリス .167(6-1)
バレンティン .000(8-0)
グリエル .000(6-0)
ブランコ .000(5-0)
マートン .000(3-0)
エルドレッド .000(3-0)
フィリップス .000(1-0)
ミレッジ .000(1-0)
四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズから13年のドラフト2位で中日へ入団した又吉。独立リーグ出身選手が増えている近年ではあるが、“ドラフト2位”は現在でも破られていない独立リーグ出身者史上最上位での指名である。
「いい意味で便利屋になりたい」と語った右腕は、文字通りのフル回転で首脳陣の信頼を勝ち取ると、1年目から67試合に登板。9勝1敗2セーブ、防御率は2.21の活躍で、苦戦するチームを支えた。
終盤からは勝利の方程式の一角に入り、セットアッパーとして奮投した又吉の特筆すべき点は、外国人選手への強さ。特にヤクルトの主砲であるウラディミール・バレンティンには8打数無安打と滅法強く、その他にもDeNAのユリエスキ・グリエルを6打数無安打、トニ・ブランコを5打数無安打など、各球団の主軸である屈強な外国人選手を完璧に封じ込めている。
阪神の守護神・呉昇桓の.172に次ぐリーグ2位の被打率.178を記録し、そもそも“打たれない投手”の又吉ではあるのだが、外国人選手を抑えこんでいるという強みは、今後も国際大会を控える侍ジャパンにとって心強い武器になる。
シーズンのフル回転の代償にその蓄積疲労が心配された中、オフにはドミニカ・ウィンターリーグでの武者修行に参加。17試合で0勝2敗も防御率は1.69という好成績を残した。さらなる飛躍へ向け、己を鍛え上げて迎える2015年シーズン。勝負の2年目の前に、欧州代表を相手にどんなピッチングを見せるのだろうか。
独立リーグからわずか1年半で日本代表へ。驚異的なスピードでスターダムを駆け上がる又吉克樹から今後も目が離せない。
又吉vsセ・リーグの主な外国人選手たち
アンダーソン 1.000(1-1)ロペス .500(2-1)
キラ .333(3-1)
ゴメス .286(7-2)
バルディリス .167(6-1)
バレンティン .000(8-0)
グリエル .000(6-0)
ブランコ .000(5-0)
マートン .000(3-0)
エルドレッド .000(3-0)
フィリップス .000(1-0)
ミレッジ .000(1-0)