21日からオープン戦が始まり、2015年のシーズン開幕に向けて各球団、調整を進めている。そこで気になるのが、開幕投手。エースと呼ばれる投手が、シーズン最初の大事なマウンドを任される。そこで、今から10年前の05年に開幕投手を務めた投手たちを振り返っていきたい。
10年前の各球団のエースといえば、斉藤和巳(ソフトバンク)、松坂大輔(西武)、岩隈久志(楽天)、上原浩治(巨人)、川上憲伸(中日)、黒田博樹(広島)などが挙げられる。
巨人の上原と投げあった広島の黒田は、高橋由伸に本塁打を浴びるなど、8回までに2失点。しかし1点ビハインドの9回にドラマが待っていた。巨人の当時守護神・ミセリからラロッカが本塁打を放ち同点に追いつくと、今季から監督を務める緒方孝市の2ランで逆転に成功。このリードを黒田が守り抜き完投勝利を挙げた。
パ・リーグでは、新規参入球団の楽天がロッテと対戦。球団初の公式戦で開幕マウンドを務めたのは岩隈久志。打線が3回に2点を先制すると、岩隈もロッテの走塁ミスなどにも助けられ、9回を1失点に抑え完投勝利。楽天の球団初勝利に大きく貢献した。
その他では、ソフトバンクのエース・斉藤が右肩痛のため、当時3年目の和田毅が開幕を務め、8回途中1失点にまとめ勝利投手になっている。
今季も3月27日にプロ野球が開幕する。日本ハムの大谷翔平が開幕投手に内定しているが、他球団も順当にエースが務めるのだろうか。
開幕戦成績:○ 7回2/3 5安打 8奪三振 1失点
川越英隆(オリックス)
開幕戦成績:- 6回2/3 6安打 3奪三振 2失点
ミラバル(日本ハム)
開幕戦成績:● 7回 4安打 6奪三振 3失点
清水直行(ロッテ)
開幕戦成績:● 8回1/3 6安打 6奪三振 3失点
松坂大輔(西武)
開幕戦成績:- 8回 4安打 12奪三振 0失点
岩隈久志(楽天)
開幕戦成績:○ 9回 5安打 7奪三振 1失点
上原浩治(巨人)
開幕戦成績:- 7回 4安打 5奪三振 1失点
井川慶(阪神)
開幕戦成績:● 8回 8安打 5奪三振 6失点
黒田博樹(広島)
開幕戦成績:○ 9回 5安打 7奪三振 2失点
川上憲伸(中日)
開幕戦成績:○ 9回 6安打 7奪三振 0失点
石川雅規(ヤクルト)
開幕戦成績:○ 7回 5安打 3奪三振 1失点
三浦大輔(横浜)
開幕戦成績:● 8回0/3 4安打 8奪三振 4失点
10年前の各球団のエースといえば、斉藤和巳(ソフトバンク)、松坂大輔(西武)、岩隈久志(楽天)、上原浩治(巨人)、川上憲伸(中日)、黒田博樹(広島)などが挙げられる。
巨人の上原と投げあった広島の黒田は、高橋由伸に本塁打を浴びるなど、8回までに2失点。しかし1点ビハインドの9回にドラマが待っていた。巨人の当時守護神・ミセリからラロッカが本塁打を放ち同点に追いつくと、今季から監督を務める緒方孝市の2ランで逆転に成功。このリードを黒田が守り抜き完投勝利を挙げた。
パ・リーグでは、新規参入球団の楽天がロッテと対戦。球団初の公式戦で開幕マウンドを務めたのは岩隈久志。打線が3回に2点を先制すると、岩隈もロッテの走塁ミスなどにも助けられ、9回を1失点に抑え完投勝利。楽天の球団初勝利に大きく貢献した。
その他では、ソフトバンクのエース・斉藤が右肩痛のため、当時3年目の和田毅が開幕を務め、8回途中1失点にまとめ勝利投手になっている。
今季も3月27日にプロ野球が開幕する。日本ハムの大谷翔平が開幕投手に内定しているが、他球団も順当にエースが務めるのだろうか。
10年前の開幕投手一覧
和田毅(ソフトバンク)開幕戦成績:○ 7回2/3 5安打 8奪三振 1失点
川越英隆(オリックス)
開幕戦成績:- 6回2/3 6安打 3奪三振 2失点
ミラバル(日本ハム)
開幕戦成績:● 7回 4安打 6奪三振 3失点
清水直行(ロッテ)
開幕戦成績:● 8回1/3 6安打 6奪三振 3失点
松坂大輔(西武)
開幕戦成績:- 8回 4安打 12奪三振 0失点
岩隈久志(楽天)
開幕戦成績:○ 9回 5安打 7奪三振 1失点
上原浩治(巨人)
開幕戦成績:- 7回 4安打 5奪三振 1失点
井川慶(阪神)
開幕戦成績:● 8回 8安打 5奪三振 6失点
黒田博樹(広島)
開幕戦成績:○ 9回 5安打 7奪三振 2失点
川上憲伸(中日)
開幕戦成績:○ 9回 6安打 7奪三振 0失点
石川雅規(ヤクルト)
開幕戦成績:○ 7回 5安打 3奪三振 1失点
三浦大輔(横浜)
開幕戦成績:● 8回0/3 4安打 8奪三振 4失点