オープン戦
○ ソフトバンク 2 － 0 楽天 ●
＜3月1日 ヤフオクドーム＞

　ソフトバンクが楽天に勝利しオープン戦3連勝。登板した6投手が完封リレーで繋ぎ、揃って仕上がりの早さを見せた。

　先発した中田は初回、先頭打者にいきなり四球を与えたが、楽天攻撃陣の拙攻もありピンチ脱出。2回も二死から得点圏にランナーを背負ったが、最後は7番藤田を空振り三振に仕留め、今季初の実戦登板を無失点で終えた。

　圧巻だったのが3回からマウンドに上がった2番手のサファテ。真っ直ぐ、フォークを軸に三者連続三振。昨シーズン中も見たことのない抜群の制球力で、こちらも新シーズンへ向け最高のスタートを切った。

　3番手以降の森福、嘉弥真、巽も危なげない内容で楽天打線に得点を与えず。6番手でマウンドに上がった飯田も、2回を1安打、3奪三振、無失点と好投し、先発ローテーション争いに踏みとどまった。

　ソフトバンクは前日の楽天戦も、4投手の継投で1失点勝利。相手打線の低調ぶりもあるとはいえ、先発ローテ争いだけではなく、ブルペン陣を含めた開幕ベンチ入り争いがますます激しくなりそうだ。

　なお試合は、4回に4番李大浩2ランで先制したソフトバンクが昨日に続き勝利。楽天では先発登板したドラフト5位右腕、入野の好投が光った。