川崎宗則が所属するトロント・ブルージェイズで、メジャー定着が期待される26歳外野手がまさかの離脱を強いられた。

　現地時間15日（日本時間16日）、ブルージェイズのケビン・ピラーが右脇腹に違和感を訴え、1週間から10日間ほどの離脱となったことが複数メディアで報じられた。

　アメリカ大手スポーツメディアの『USA Today sports』によると、ピラーの故障の原因となったのは自らの“くしゃみ”であったという。

　それも、ピラーは違和感のことを言い出せず、現地時間14日に行われたヤンキースとのオープン戦に強行出場。しかし、6回の守備から途中交代し、その後治療に入ったと伝えられた。

　ピラーはマイナーの4年間通算で.322の高打率を誇り、4年間で123本の二塁打をマークした右の中距離打者。昨年はメジャーでも53試合の出場を果たすなど、今年のメジャー定着が大いに期待されていた。

　ところが、チームはオフの補強で地元カナダ出身のマイケル・ソーンダースを獲得。大きなライバルの出現に決死のアピールを図るも、これが悪い方に転がってしまった。

　それでも、幸いなことに開幕には間に合う見込みとのこと。くしゃみでの離脱から巻き返し、開幕スタメンを奪うことはできるだろうか。