通算2119安打の前田智徳氏はシーズン打率3割以上を11度達成し、ベストナインに4度輝いているが、打撃タイトルを1度も獲得したことがない。そこで、現役10年以上の選手でタイトルを受賞した経験がない選手を紹介していきたい。
今季18年目を迎える高橋由伸(巨人)がその一人だ。ベストナインを2度獲得したことがあるが、打撃タイトルは一度も獲得したことがない。入団2年目の99年に当時ヤクルトのペタジーニ、当時巨人の松井秀喜と本塁打王、打点王を争っていたが、9月14日の中日戦(ナゴヤドーム)で、守備の際に鎖骨を骨折し離脱。ベストナインを受賞したが、34本塁打(リーグ6位)、98打点(リーグ4位)に終わった。07年には全日程が終了した時点では35本でリーグ最多本塁打だったが、その後当時横浜の村田修一が高橋由を上回る36本のアーチを描き、本塁打王を逃している。
日本シリーズで05年と10年に2度日本シリーズMVPを獲得し、短期決戦でもの凄い勝負強さを見せる今江敏晃(ロッテ)も、打撃タイトルとは無縁だ。最も打撃タイトルが近づいたのが10年と13年。10年はリーグ3位の打率.331をマークしたが、首位打者を取った当時ロッテの西岡剛が打率.346を記録。13年もリーグ2位の打率.325を記録するも、長谷川勇也(ソフトバンク)に及ばず。14年目を迎える今季こそ打撃タイトルを獲得することができるか。
その他にも、27年目を迎える谷繁元信選手兼任監督、ミスター3ランの異名を持つ森野将彦(中日)、メジャー帰りの田中賢介(日本ハム)などがいる。
【プロ10年以上で打撃タイトルを獲得したことがない主な選手】
高橋由伸(巨人)
今江敏晃(ロッテ)
谷繁元信(中日)
森野将彦(中日)
田中賢介(日本ハム)
【タイトルは獲得したことがあるも、打撃三部門でタイトルを獲得したことがない主な選手】
中島裕之(オリックス)
栗山巧(西武)
鳥谷敬(阪神)
井口資仁(ロッテ)
松井稼頭央(楽天)
今季18年目を迎える高橋由伸(巨人)がその一人だ。ベストナインを2度獲得したことがあるが、打撃タイトルは一度も獲得したことがない。入団2年目の99年に当時ヤクルトのペタジーニ、当時巨人の松井秀喜と本塁打王、打点王を争っていたが、9月14日の中日戦(ナゴヤドーム)で、守備の際に鎖骨を骨折し離脱。ベストナインを受賞したが、34本塁打(リーグ6位)、98打点(リーグ4位)に終わった。07年には全日程が終了した時点では35本でリーグ最多本塁打だったが、その後当時横浜の村田修一が高橋由を上回る36本のアーチを描き、本塁打王を逃している。
日本シリーズで05年と10年に2度日本シリーズMVPを獲得し、短期決戦でもの凄い勝負強さを見せる今江敏晃(ロッテ)も、打撃タイトルとは無縁だ。最も打撃タイトルが近づいたのが10年と13年。10年はリーグ3位の打率.331をマークしたが、首位打者を取った当時ロッテの西岡剛が打率.346を記録。13年もリーグ2位の打率.325を記録するも、長谷川勇也(ソフトバンク)に及ばず。14年目を迎える今季こそ打撃タイトルを獲得することができるか。
その他にも、27年目を迎える谷繁元信選手兼任監督、ミスター3ランの異名を持つ森野将彦(中日)、メジャー帰りの田中賢介(日本ハム)などがいる。
【プロ10年以上で打撃タイトルを獲得したことがない主な選手】
高橋由伸(巨人)
今江敏晃(ロッテ)
谷繁元信(中日)
森野将彦(中日)
田中賢介(日本ハム)
【タイトルは獲得したことがあるも、打撃三部門でタイトルを獲得したことがない主な選手】
中島裕之(オリックス)
栗山巧(西武)
鳥谷敬(阪神)
井口資仁(ロッテ)
松井稼頭央(楽天)