● ソフトバンク 4 － 5 ロッテ ○
＜3回戦・ヤフオクドーム＞

　昨季、ソフトバンクとの開幕カードで3連敗を食らったロッテだったが、今季は2勝1敗と勝ち越した。

　先発のイ・デウンが2回、ソフトバンクの長谷川勇也に2ランを浴びるなど序盤3点のリードを許したが、打線が反撃する。4回、3つの四球で一死満塁の好機をつくると、クルーズ、根元俊一の連続タイムリーで1点差に迫る。続く5回は無死二、三塁から角中勝也のタイムリー内野安打で同点に追いつくと、井口資仁のタイムリー二塁打で逆転に成功した。

　イ・デウンは4回以降無失点に抑えていたが、7回に一死二塁から本多雄一にタイムリー二塁打を浴びたところで降板。後を受けた大谷智久は中村晃を二ゴロ、柳田悠岐を三直に打ち取りピンチを切り抜けた。8回からは益田直也、9回守護神・西野勇士と繋ぎ、追いすがるソフトバンクを振り切った。

　開幕カードに勝ち越したロッテは、31日から本拠地QVCマリンで日本ハムと3連戦に挑む。