巨人の新助っ人ホアン・フランシスコ内野手が26日、阪神戦とのファーム交流戦で実戦デビューし1安打をマーク。下半身の張りで17日に出場選手登録を抹消されていた亀井善行外野手も実戦復帰し、いきなり3安打を放つなど復調をアピールした。

　「3番・一塁」でスタメン出場したフランシスコは、初回一死二塁の場面で、阪神先発・秋山から四球を選び出塁。3回は一死一塁の場面でレフト前ヒットを放ち、ファンから大きな拍手を受けた。無死一塁で迎えた3打席目は、秋山のフォークを芯で捉えるもセカンド正面のゴロ。その後、6回の守備から交代した。

　この日は2打数1安打で1四球の成績。ファーストの守備でも送りバント時に積極的なチャージをかけるなど、試合を通して無難な動きを披露した。

　「2番・右翼」で実戦復帰した亀井は、1打席にセンター前、2打席はレフト前と、いずれもファーストストライクをしっかり叩きクリーンヒット。3打席目は追い込まれながらも上手くセンター前へ運び、3打数3安打の成績でベンチに退いた。