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福谷、又吉が不調で…高まる中日・岩瀬の存在感

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2004年当時の中日の岩瀬仁紀[Getty Images]
 中日は5月に入り、リリーフで落とす試合が増えている。6日の阪神戦では、来日初勝利を目指したバルデスが9回二死まで1失点に抑える好投を見せていたが、後を受けた福谷浩司、又吉克樹の勝ちパターンの2人で1点のリードを守ることができずサヨナラ負け。ここへ来て、左肘の違和感で二軍調整が続く岩瀬仁紀の存在感の大きさを改めて感じることになった。

 岩瀬といえば、長年中日のブルペンを支えてきた1人。99年に中日に入団してから最初の5年間はセットアッパーを務め、3度最優秀中継ぎのタイトルを獲得。落合博満監督が就任した04年から抑えに転向した。05年に46セーブを挙げ、シーズン最多セーブの日本プロ野球新記録を達成。07年、日本ハムとの日本シリーズ第5戦では、8回まで無安打投球を続けていた山井大介に代わり9回から登板。プレッシャーのかかる場面にもかかわらず、三者凡退に抑えてNPB史上初となる継投による完全試合で53年ぶりの日本一を決めた。

 2010年以降はセットアッパーの浅尾拓也にその座を脅かされそうになり、12年に成績不振で一軍登録抹消し、山井大介が一時的に抑えを務めたこともあった。それでも、岩瀬は自分の仕事場を奪われなかった。

 昨季岩瀬が左肘痛で戦列を離れた後、福谷が代役守護神を務め昨季11セーブをマーク。岩瀬に代わる守護神がついに現れたかと思われたが、その福谷は今季不安定な投球が続いている。

 全盛期を過ぎ不安定な投球を見せることも増えてきた左腕だが、経験豊富な岩瀬の代わりはいないのか。福谷、又吉を始め他のリリーフ陣が安心して投げられるようにするためにも、中日ブルペンには岩瀬という太い柱の復帰が待たれる。

中日の主なリリーフ陣の今季成績

福谷浩司
今季成績:15試 2勝2敗6S 防5.14

又吉克樹
今季成績:19試 2勝1敗0S 防3.48

田島慎二
今季成績:17試 3勝1敗0S 防0.92

岡田俊哉
今季成績:10試 0勝1敗0S 防3.60
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