開幕から三塁のスタメンで出場を続けていた西岡剛(阪神)が25日、大阪市内の病院で右肘を検査した結果、『右肘内側則副靭帯損傷』と診断され、前半戦の復帰は絶望的。西岡の故障で開幕前に三塁のレギュラー候補だった新井良太、今成亮太はチャンスだったが、ともに二軍調整中。三塁手不足で首脳陣が頭を抱える中、28日の楽天戦で荒木郁也が躍動した。
『2番・三塁』で先発出場した27日の楽天戦では4打数0安打2三振と精彩を欠いたが、28日の試合では、前日の悔しさを晴らすかのように3安打、3四死球を選び6打席全てで出塁する活躍ぶり。この日は、9回の第5打席で左の松井裕樹から安打を放ち、大きなアピールになったはず。
まだ結果を残した試合は1試合で、このままサードのポジションを自分のモノにできるかは判断できない。ただ現状の阪神のサード事情を踏まえると、このまま活躍を続ければ、ある程度のスタメン出場は確保できるはずだ。レギュラーを定着するためには、安定した成績を継続的に残すことが求められる。
そういえば、昨季も西岡の故障で巡ってきたチャンスで、上本博紀がセカンドのレギュラーを奪った。自己最多の131試合に出場し、打率.276、7本塁打38打点とキャリアハイの数字。今季は打率こそ.220と低いが、ここまで全49試合に出場し、チームには欠かせない存在になった。
レギュラーを奪う選手は何かのきっかけを掴み、それをモノにしている。6打席全打席出塁とインパクトを残した荒木は、レギュラーを掴むことができるのだろうか。
『2番・三塁』で先発出場した27日の楽天戦では4打数0安打2三振と精彩を欠いたが、28日の試合では、前日の悔しさを晴らすかのように3安打、3四死球を選び6打席全てで出塁する活躍ぶり。この日は、9回の第5打席で左の松井裕樹から安打を放ち、大きなアピールになったはず。
まだ結果を残した試合は1試合で、このままサードのポジションを自分のモノにできるかは判断できない。ただ現状の阪神のサード事情を踏まえると、このまま活躍を続ければ、ある程度のスタメン出場は確保できるはずだ。レギュラーを定着するためには、安定した成績を継続的に残すことが求められる。
そういえば、昨季も西岡の故障で巡ってきたチャンスで、上本博紀がセカンドのレギュラーを奪った。自己最多の131試合に出場し、打率.276、7本塁打38打点とキャリアハイの数字。今季は打率こそ.220と低いが、ここまで全49試合に出場し、チームには欠かせない存在になった。
レギュラーを奪う選手は何かのきっかけを掴み、それをモノにしている。6打席全打席出塁とインパクトを残した荒木は、レギュラーを掴むことができるのだろうか。