● ロッキーズ　2 － 3　マーリンズ ○
＜現地時間6月7日　クアーズ・フィールド＞

　マーリンズのイチローは現地時間7日、敵地でのロッキーズ戦の8回に代打で登場。三ゴロに倒れ、3戦安打無しとなったが、チームは延長戦の末に勝利を収めた。

　代打の出場に限ると7戦安打なし…。思わずその難しさを吐露するなど、代打というポジションで苦しい戦いが続いているイチロー。

　この日与えられた出番も代打。2－2の同点の8回に1打席勝負の場に立つも、オバーグの154キロ速球に打ち取られて三ゴロ。裏の守備から交代となった。

　イチローは3試合連続の無安打に終わり、打率は.279。メジャー通算3000安打まであと122本での足踏みが続く。

　それでも、チームは延長10回に8番のヘチャバリアが値千金の勝ち越し弾を放ち、3－2で勝利。明日からの交流戦・vsブルージェイズに弾みをつけた。

　ブルージェイズといえば、川崎宗則が所属する球団であり、このタイミングに合わせるかのように川崎はメジャーに昇格している。師弟関係であり、親交の深い2人の競演はなるか、注目が集まる。

　また、ア・リーグ所属のブルージェイズのホームゲームのため、DH制が採用。主砲・スタントンが指名打者に入ることで、イチローに久々の先発チャンスが回ってくる。このブルージェイズ戦から、なにかキッカケを掴むことができるか。ここも重要なポイントになりそうだ。