● オリックス 0 - 8 西武 ○
<11回戦・京セラD大阪>
投打が噛み合った西武が快勝。4カード連続での勝ち越しを決めた。
この日の相手は対西武4連勝中で、昨シーズンは3戦して2勝負けなし、防御率0.00を記録したという“レオキラー”の金子千尋。しかし、そんな金子をもってしても昨日14得点を挙げて火のついた重量打線を止めることはできなかった。
まずは主砲の中村剛也。2回、先頭で打席に立つと、フルカウントから決めに行った落ちるボールがやや甘く入ったところを逃さず捕らえ、逆方向のライトスタンドへと叩きこむ20号ソロ。高校の後輩である日本ハム・中田翔に並ぶホームランダービートップの20号を記録し、先制点をもたらす。
その後は5回まで緊迫した展開が続くも、6回に先頭の浅村栄斗が安打で出ると、中村が四球を選んで無死一二塁とチャンスを作り、打席は5番のメヒア。ここもフルカウントからの落とすボールが落ちきらず、やや内寄りに流れたところを完璧に捕らえられ、レフトスタンド中段に消える第13号3ラン。2試合連続の一発で、西武が貴重な追加点を挙げる。
さらに、金子がマウンドを降りた終盤も攻撃の手を緩めない西武。8回、代わったマエストリからメヒアが2打席連続となるライトスタンドへの第14号2ラン。この日5打点目となる一撃でダメを押すと、9回にはルーキーの高木伴を攻め立て、中村の適時二塁打と脇谷の適時打でもう2点を追加。最後の最後までオリックス投手陣に襲いかかった。
投げては先発の菊池雄星が常時140キロ台後半を記録する速球と荒れ球でオリックス打線を翻弄。7回まで103球、被安打が4、2四球、6奪三振無失点と好投。後を増田達至、バスケスと繋いで2試合連続の完封リレーで締め、西武が2連勝。4カード連続の勝ち越しを収めた。
5回までは緊迫した投手戦も、終わってみれば大勝となった西武。4番の中村が4打数3安打、本塁打が1本で2打点。5番のメヒアは4打数2安打、2本塁打で5打点と昨シーズンのパ・リーグ本塁打王が揃い踏みで7打点の大暴れ。去年は手も足も出なかったオリックスのエースを粉砕した。
金子は今シーズン最多の122球を投じるも、2発に泣いて4失点。2敗目を喫した。
<11回戦・京セラD大阪>
投打が噛み合った西武が快勝。4カード連続での勝ち越しを決めた。
この日の相手は対西武4連勝中で、昨シーズンは3戦して2勝負けなし、防御率0.00を記録したという“レオキラー”の金子千尋。しかし、そんな金子をもってしても昨日14得点を挙げて火のついた重量打線を止めることはできなかった。
まずは主砲の中村剛也。2回、先頭で打席に立つと、フルカウントから決めに行った落ちるボールがやや甘く入ったところを逃さず捕らえ、逆方向のライトスタンドへと叩きこむ20号ソロ。高校の後輩である日本ハム・中田翔に並ぶホームランダービートップの20号を記録し、先制点をもたらす。
その後は5回まで緊迫した展開が続くも、6回に先頭の浅村栄斗が安打で出ると、中村が四球を選んで無死一二塁とチャンスを作り、打席は5番のメヒア。ここもフルカウントからの落とすボールが落ちきらず、やや内寄りに流れたところを完璧に捕らえられ、レフトスタンド中段に消える第13号3ラン。2試合連続の一発で、西武が貴重な追加点を挙げる。
さらに、金子がマウンドを降りた終盤も攻撃の手を緩めない西武。8回、代わったマエストリからメヒアが2打席連続となるライトスタンドへの第14号2ラン。この日5打点目となる一撃でダメを押すと、9回にはルーキーの高木伴を攻め立て、中村の適時二塁打と脇谷の適時打でもう2点を追加。最後の最後までオリックス投手陣に襲いかかった。
投げては先発の菊池雄星が常時140キロ台後半を記録する速球と荒れ球でオリックス打線を翻弄。7回まで103球、被安打が4、2四球、6奪三振無失点と好投。後を増田達至、バスケスと繋いで2試合連続の完封リレーで締め、西武が2連勝。4カード連続の勝ち越しを収めた。
5回までは緊迫した投手戦も、終わってみれば大勝となった西武。4番の中村が4打数3安打、本塁打が1本で2打点。5番のメヒアは4打数2安打、2本塁打で5打点と昨シーズンのパ・リーグ本塁打王が揃い踏みで7打点の大暴れ。去年は手も足も出なかったオリックスのエースを粉砕した。
金子は今シーズン最多の122球を投じるも、2発に泣いて4失点。2敗目を喫した。