セ・パ交流戦が終了し、19日からセ・パ両リーグの戦いが再スタートする。パ・リーグは上位3球団が優勝争いを繰り広げているが、下位球団にCS出場のチャンスがないわけではない。一方のセ・リーグは首位巨人から最下位広島までわずか4.5ゲーム差と混戦を極めている。今日から再開するリーグ戦の各球団のキーマンとなる選手を紹介していきたい。
【パ・リーグ】
●日本ハム
中田翔
今季成績:64試 率.263 本20 点58
主砲として若いチームを引っ張る中田翔。オフに減量した効果もあってか、ここまでリーグ1位の20本塁打。打点もリーグ2位の58打点を挙げている。首位を走るチームをさらに加速させるためにも、今後も4番のバットに期待がかかる。
●ソフトバンク
柳田悠岐
今季成績:63試 率.376 本13 点40
4年目の昨季、全144試合に出場し、初めて打率3割を記録。今季はリーグ1位の打率.376、13本塁打40打点と昨季以上の活躍を見せている。走ってもリーグ4位の10盗塁をマークしており、リーグ2連覇へこの男に注目だ。
●西武
森友哉
今季成績:64試 率.291 本12 点34
森友哉は、高卒2年目とは思えない打撃を披露している。本職は捕手だが、得意の打撃を活かすため、開幕から指名打者で出場。田辺徳雄監督の期待に応えるようにここまで、12本のアーチを描く。不安点は、1年間戦ったことがないところ。チャンスで打席が回ってくることの多い6番を任されているだけに、今後も今のような打撃を見せていきたい。
●ロッテ
清田育宏
今季成績:51試 率.344 本8 点27
ルーキーイヤーの10年に日本シリーズで優秀賞に輝きながら、その後伸び悩んでいた清田育宏が今季ついに開花。23試合連続安打を記録するなど、打率.344をマーク。2年ぶりのAクラス入りを目指すチームの先頭打者として引っ張っていく。
●楽天
則本昂大
今季成績:12試 4勝5敗 防2.79
新人から2年連続2桁勝利を挙げ、昨季は自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得。楽天のエースに成長した則本昂大だが、3年目の今季は勝ち星に恵まれず4勝5敗。上位進出へチームに白星を多くもたらしたい。
●オリックス
金子千尋
今季成績:4試 2勝1敗 防3.52
昨季6年ぶりにAクラス入りに大きく貢献したエースは、オフに右肘を手術したこともあり出遅れる。チームは優勝候補に挙げられながら、金子不在の間に大きく負け越し優勝戦線から脱落。それでも、金子は5月半ばに復帰し、4試合に登板して、2勝をマーク。3位も厳しい状況だが、登板する試合は全て勝つくらいの意気込みで臨んでほしいところ。
【セ・リーグ】
●巨人
阿部慎之助
今季成績:36試 率.280 本2 点13
昨年の秋季キャンプで捕手から一塁にコンバートした阿部慎之助だったが、チーム事情によりシーズンが開幕してから捕手に再転向。しかし首痛の影響もあり、交流戦明けのリーグ戦から、再び一塁に戻る。守備の負担がなくなり、打撃でチームの勝利に貢献していく。
●DeNA
山崎康晃
今季成績:32試 1勝2敗19S 防2.05
開幕前に中畑清監督に抑えに指名された山崎康晃は、開幕からセーブを重ね、今やチームに欠かせない存在となっている。5月は新人月間最多セーブ記録となる10セーブをマーク。しかし、現在チームは10連敗中ということもあり、6月はわずかに1セーブ。山崎康のセーブが増えれば、即ちチームが勝っているとき。全力で相手打者を封じていきたい。
●阪神
マートン
今季成績:61試 率.243 本0 点19
昨季の首位打者が苦しんでいる。開幕から打撃の調子が上がらず、スタメン外れることもあった。ここへ来て、マートンと同じ外野を守る新外国人のペレスを獲得。厳しい状況に追い込まれているが、チームが浮上するためにも、マートンの復調は必要不可欠。昨季まで見せた打撃を一日も早く取り戻したい。
●ヤクルト
成瀬善久
今季成績:10試 2勝7敗 防4.18
2年連続チーム防御率ワーストの投手陣を立て直すために、FAでロッテからヤクルトに加入した成瀬善久。だが、ここまでは2勝7敗と満足いくような成績を残せていない。混戦が続いているセ・リーグ。優勝の可能性も残されているだけに、ロッテ時代のような投球を見せたいところ。
●中日
大野雄大
今季成績:12試 7勝2敗 防1.61
大野雄大は、開幕から抜群の安定感を見せ、リーグ最多の3完封を記録。そのうち2度は、1対0で完封したもの。勝利数もリーグ最多の7勝をマークし、防御率も菅野智之(巨人)に次ぐ、1.61。エースにふさわしい働きを見せる大野。今後も、カード頭の初戦を全力で勝ちを取りにいく。
●広島
大瀬良大地
今季成績:11試 1勝6敗 防3.43
前田健太、黒田博樹に次ぐ先発の柱として期待された大瀬良大地だが、1勝6敗の成績。勝ち星に恵まれなかったことに加え、リリーフ陣が精彩を欠いていたこともあり、大瀬良は先発から中継ぎへ配置転換。この起用が当たれば、チームの課題を克服できるだけに、大瀬良にかかる期待は大きい。
【パ・リーグ】
●日本ハム
主砲として若いチームを引っ張る中田翔。オフに減量した効果もあってか、ここまでリーグ1位の20本塁打。打点もリーグ2位の58打点を挙げている。首位を走るチームをさらに加速させるためにも、今後も4番のバットに期待がかかる。
●ソフトバンク
柳田悠岐
今季成績:63試 率.376 本13 点40
4年目の昨季、全144試合に出場し、初めて打率3割を記録。今季はリーグ1位の打率.376、13本塁打40打点と昨季以上の活躍を見せている。走ってもリーグ4位の10盗塁をマークしており、リーグ2連覇へこの男に注目だ。
●西武
森友哉
今季成績:64試 率.291 本12 点34
森友哉は、高卒2年目とは思えない打撃を披露している。本職は捕手だが、得意の打撃を活かすため、開幕から指名打者で出場。田辺徳雄監督の期待に応えるようにここまで、12本のアーチを描く。不安点は、1年間戦ったことがないところ。チャンスで打席が回ってくることの多い6番を任されているだけに、今後も今のような打撃を見せていきたい。
●ロッテ
清田育宏
今季成績:51試 率.344 本8 点27
ルーキーイヤーの10年に日本シリーズで優秀賞に輝きながら、その後伸び悩んでいた清田育宏が今季ついに開花。23試合連続安打を記録するなど、打率.344をマーク。2年ぶりのAクラス入りを目指すチームの先頭打者として引っ張っていく。
●楽天
則本昂大
今季成績:12試 4勝5敗 防2.79
新人から2年連続2桁勝利を挙げ、昨季は自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得。楽天のエースに成長した則本昂大だが、3年目の今季は勝ち星に恵まれず4勝5敗。上位進出へチームに白星を多くもたらしたい。
●オリックス
金子千尋
今季成績:4試 2勝1敗 防3.52
昨季6年ぶりにAクラス入りに大きく貢献したエースは、オフに右肘を手術したこともあり出遅れる。チームは優勝候補に挙げられながら、金子不在の間に大きく負け越し優勝戦線から脱落。それでも、金子は5月半ばに復帰し、4試合に登板して、2勝をマーク。3位も厳しい状況だが、登板する試合は全て勝つくらいの意気込みで臨んでほしいところ。
【セ・リーグ】
●巨人
阿部慎之助
今季成績:36試 率.280 本2 点13
昨年の秋季キャンプで捕手から一塁にコンバートした阿部慎之助だったが、チーム事情によりシーズンが開幕してから捕手に再転向。しかし首痛の影響もあり、交流戦明けのリーグ戦から、再び一塁に戻る。守備の負担がなくなり、打撃でチームの勝利に貢献していく。
●DeNA
山崎康晃
今季成績:32試 1勝2敗19S 防2.05
開幕前に中畑清監督に抑えに指名された山崎康晃は、開幕からセーブを重ね、今やチームに欠かせない存在となっている。5月は新人月間最多セーブ記録となる10セーブをマーク。しかし、現在チームは10連敗中ということもあり、6月はわずかに1セーブ。山崎康のセーブが増えれば、即ちチームが勝っているとき。全力で相手打者を封じていきたい。
●阪神
マートン
今季成績:61試 率.243 本0 点19
昨季の首位打者が苦しんでいる。開幕から打撃の調子が上がらず、スタメン外れることもあった。ここへ来て、マートンと同じ外野を守る新外国人のペレスを獲得。厳しい状況に追い込まれているが、チームが浮上するためにも、マートンの復調は必要不可欠。昨季まで見せた打撃を一日も早く取り戻したい。
●ヤクルト
成瀬善久
今季成績:10試 2勝7敗 防4.18
2年連続チーム防御率ワーストの投手陣を立て直すために、FAでロッテからヤクルトに加入した成瀬善久。だが、ここまでは2勝7敗と満足いくような成績を残せていない。混戦が続いているセ・リーグ。優勝の可能性も残されているだけに、ロッテ時代のような投球を見せたいところ。
●中日
大野雄大
今季成績:12試 7勝2敗 防1.61
大野雄大は、開幕から抜群の安定感を見せ、リーグ最多の3完封を記録。そのうち2度は、1対0で完封したもの。勝利数もリーグ最多の7勝をマークし、防御率も菅野智之(巨人)に次ぐ、1.61。エースにふさわしい働きを見せる大野。今後も、カード頭の初戦を全力で勝ちを取りにいく。
●広島
大瀬良大地
今季成績:11試 1勝6敗 防3.43
前田健太、黒田博樹に次ぐ先発の柱として期待された大瀬良大地だが、1勝6敗の成績。勝ち星に恵まれなかったことに加え、リリーフ陣が精彩を欠いていたこともあり、大瀬良は先発から中継ぎへ配置転換。この起用が当たれば、チームの課題を克服できるだけに、大瀬良にかかる期待は大きい。