ニュース 2015.06.27. 11:20

まるで打ち出の小槌!? 西武・秋山、日本記録への挑戦

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振ればヒット状態の西武・秋山。どこまで安打を積み上げていけるか ©BASEBALLKING
 西武の秋山翔吾が止まらない。

 26日の日本ハム戦ではサイクル安打こそ逃すも6打数3安打で今シーズン18回目の猛打賞。月間8度目の猛打賞となると2リーグ制後最多タイで、イチローや“打撃の神様”こと川上哲治らに並ぶ大記録である。

 今シーズンは71試合で118本という超ハイペースで安打を積み上げ、年間200安打まで早くも残り82本としている秋山。近年の200安打達成者たちの同時期と比べてみても、その異常なペースは際立っている。

・マートン(2010年・214安打) 71試合/106安打
・青木宣親(2010年・209安打) 71試合/93安打
・西岡 剛(2010年・206安打) 71試合/102安打
・ラミレス(2007年・204安打) 71試合/98安打
・青木宣親(2005年・202安打) 71試合/95安打

 年間214安打を放って日本記録を樹立した2010年のマット・マートン(阪神)を大きく上回っており、現在はシーズン237安打ペース。新記録達成への期待は膨らむばかりだ。

 また、安打数だけでなく年間打率でも日本記録への挑戦が待っている。ここまで.381というハイアベレージを残しているが、長いプロ野球の歴史の中では年間でさらに上を行く選手がいるのだ。

1位 .389 バース(阪神/1986)
2位 .387 イチロー(オリックス/2000)
3位 .385 イチロー(オリックス/1994)
4位 .3834 張本勲(東映/1970)
5位 .3831 大下弘(東急/1951)
6位 .3781 クロマティ(巨人/1989)
7位 .3780 内川聖一(横浜/2008)
8位 .377 川上哲治(巨人/1951)
9位 .376 中根之(名古屋/1936秋)
10位 .374 ブルーム(近鉄/1962)

 現時点では、5位の大下弘と6位のクロマティの間に入る秋山。1番という打席が多く回る打順に入るだけに、今後も高い打率を維持していくには、四球を選んで打数を減らしていくことがカギになる。

 最後は、猛打賞の回数。ここまで両リーグ断トツの18回を記録し、日本記録更新も射程圏に捉えている。

1位 27回 西岡剛(2010)
2位 26回 イチロー(1996)
3位 24回 ラミレス(2007)
3位 24回 マートン(2010)
5位 23回 前田智徳(1998)
5位 23回 小笠原道大(2001)

 歴代最多は当時ロッテに所属していた西岡の27回。ここまで71試合で18回の猛打賞を記録している秋山に課されるのは、残り62試合で10回。十分達成可能な記録であると言える。

 バットを振ればヒット、まさに“打ち出の小槌”状態の秋山翔吾がどこまで数字を伸ばしていくか。シーズン後半戦の大きな見どころとなりそうだ。

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